TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

(株)クエステトラに所属、ITエンジニア、テニス好き、地域のお手伝いをいろいろ、@tsuyoshikusaka

「DevLOVE関西 自分戦略~エバンジェリスト編~」に参加

昨日、「DevLOVE関西 自分戦略~エバンジェリスト編~」に参加してきた。

自分自身がもともとエンジニアであり、現在は営業という役割であること、
また、扱っている自社製品(もともとその開発をしていた)がわかりやすいものではないため、エバンジェリスト的な要素があること、
あと、元同僚のセッションがあるということもあり、参加した。


多くの気づきがあったが、その中でも印象に強く残ったのは以下。

・製品や機能ではなく、世界観(どうハッピーになれるか)を伝える
・伝えることではなく、伝えた後にどう行動してもらえるかを意識する
 (相手の特性にあわせて伝え方を変える)

・対象となる製品やサービスへの想い・情熱、それは真似できない
・プレゼンでは間を意識する、特に重要な部分では間をあける

・エンジニアとマーケティングの橋渡し
・目標設定が自分に腹落ちしてないとモチベーションが維持できない
・社外とともに社内へもメッセージとして伝える

あと、3人に共通していたのはコミュニティを重視されていること


まず、週明けから早速「相手の特性」に意識を置いて打合せするようにし、ここで学んだことを活かしたい。
また、提案においては「世界観」「情熱」の要素を加味していこうかと。

高台寺の後藤典生さんの講演を聞いて

11/13に開催されたMIJS(Made In Japan Software Consortium)ワークショップで、高台寺の後藤典生さんの講演を聞いたときのメモ。メモなので話がうまくつながってないところもあるが・・・

・桜:桜は満開の桜だけではない、冬枯れの桜も桜、人生も同じ

・和食もどき:和食が世界遺産になるという話があるが、誤解されて広まりそう。料理が出された時点で調理場の片づけが終わっているもの。そういう隠れた部分が伝わらないかと

・秀吉の魅力:ぶさいくで、身分が低く、貧乏だったが、モテたと言われている。例えば、戦中に女性に出した手紙で戦いのことではなく、相手の体のことだけを気遣っていた。相手の悩みを解決するための自己犠牲があった

・忍ぶこころ:葉隠のこころとも、だまってやる、関ヶ原の後、負けた側の武将らは助けられた者が多くいた、それはねねさんが家康に手紙でお願いをしていたから、ねねさんはそのことを一言も言ってない

・観光客数:京都は現在3000~4000ぐらいで5000万人を目指しているとか、フランスのノートルダム寺院は1700万人で世界一、ただその1か所だけで人が来てくれるものではない、今あるものをどう活かすか

・生きる目的:国境なき医師団から「生きる目的」は何かと問われた、それを見失っている人を救うのは宗教家の仕事ではないか、医師は病気やケガは治せるが・・・と。「生きる目的」の答えは「ない」、この瞬間の命を精一杯いきることが「無常」、戦国時代は次には会えないこともよくあり「一期一会」の意味をわかっていた

・変化:何度燃えても京都は戻った、古都と言われるが違う、古いものはなく新しいものに転化している。観音様みたいになんでも取れるカメラの名づけがcanonの由来、ビジネスモデルを変更しながら生き残っている、仏教も変容して伝わっている

・相手の価値観:海外の方を観光案内して、桂離宮のような飾り気のないところを欧米の方は喜んだが、中国の方は喜ばなかった。もっと派手なところを好んだ。初めはわからない相手が悪いと考えていたが、よくよく考えると相手が求めているものを提供できてなかった

 

だまってやる、自分のことよりも相手のことを気遣う、というところを少しでもできればと

太田先生の講演を聞いて

フェンシングのオリンピック銀メダリストの太田選手のお父さんが地元の小学校で講演をされたのを聞いてきた。
#以前この小学校で教師をされていたとのこと
テーマは「子どもの夢をかなえる子育てのポイント」。そこで聞いたことのメモ。
★をつけた部分が自分でポイントだと感じた点

 

こんな子どもになってほしい。

  1. 継続は力なり
  2. 趣味を持つ、そこから才能を伸ばす
  3. アイディア
  4. 興味を持つ
  5. 相手の気持ちを考える

1. 継続
4270日、ケガや熱があっても練習されたとか
達成感
3日、1週間、10日、1ヶ月、100日、6ヶ月、1年
節目ごとにお祝い、1年やると習慣にになる
継続をカレンダなど「★目に見える形」にする
3年やれば結果が出る
成功・失敗を「★子どもともにする」心
継続をたたえる

2. 趣味
第2の人生の生きがいにも
親子でいっしょに
小学生の間ならのってくれる
親子の関係も変化

3. アイディア
例えば、なべのふたがないとき、キャンプでおはしがないとき
オナモミからマジックテープがうまれた
「★ほめる言葉を用意しておく」

自然の中で、ハプニングが成長に、食事がおいしい、不便が人を強く、思わぬ可能性の発見、正解はたくさん、おおらかにしてくれる

4. 興味
子どもは何が得意が気づいてないこと多い(好きなものはわかる)
「★やってみる」→コツ→できる→ドーパミン

5. 相手の気持ち
ほめる
読書でスキンシップ
レシピ見ながら料理→「★料理は結果がわかるのでいい」
イベント(月1はハイキングや料理、庭でゴザしいて食事、餅つき、琵琶湖一周、'1'のつくとこ(日本一のとこ)に行く、ジュニア検定の本見ながら1日乗車券でまわる
達成感
お祝い
疑問に答える

 

見える化・一緒にやる・まずやってみる、いずれもよく言われていることでもあるが、あらためて重要だと感じた

zapier を使った Evernote と Questetra BPM Suite の連携

ツールについて

 

今回実現したこと

Evernote で、あるノートブックにノートを新規追加すると、Questetra BPM Suite の業務が開始する、というもの。
現時点での想定利用シーンとしては以下。かなりニッチだが、いろいろ応用できるはず。
  • スキャンスナップで書類をスキャンしたら Evernote を経由して、そのスキャンデータに対する仕事が Questetra BPM Suite で始まる

 

実現した仕組みの概要

Evernote でノートを新規追加
→ zapier が検知し、httpリクエストを送る
→ Questetra BPM Suite の業務(プロセス)を開始する
※ちなみに zapier と Questetra BPM Suite の接続部分を http リクエストではなく、メール送付(Email:Send outboud email)にすると、後述の「App」作成は不要で、設定はもっとカンタンで、メール送付のケースについてはこちらに情報あり。

f:id:tk_4dd:20140619122437p:plain

 

設定の詳細

  • Evernote 側の準備:zapier で監視するノートブック作っておく
  • Questetra BPM Suite 側準備 zapier で起動するプロセスモデルを作っておく(
「メッセージ開始イベント(HTTP)」というhttpリクエストの受け口が必要で、データの受け口として文字型データを1つ準備しておく)

さて、本題となる zaier の設定としては、大きく分けると以下の2つ

  • Questetra BPM Suite と接続するためのコネクタ(「Apps」)の作成

  • そのコネクタ(「Apps」)を使った連携設定(「Zap」)の作成

 

Questetra BPM Suite と接続するための「App」の作成

  1. フッタのメニューの「Developer Platform」に入る
  2. 「Apps」の一覧画面に切り替わるので、「Add New App」をクリック
  3. 「Tilte」に「Questetra BPM Suite」と入れ、「Description」には適当に説明を入れて「Save」クリック
  4. その「App」の設定画面に切り替わるので、アイコン画像を設定したい場合は「Edit Title, Image and Description」に入って設定
  5. 今回のトリガは Evernote 側になるので、アクションだけを設定する。「Actions」の「Add Your First Action」をクリック
  6. 「Name」に「new process start」、「Key」に「action_process_start」と入れ、「Description」には適当に説明を入れて「Save & Next」をクリック
  7. 「Action Fields」の設定画面に切り替わるので、以下の5項目を設定して「Next」をクリック(以下は左から「Label」「Key」「Type」で各項目は「Done」で保存)
     ・start URL、start_url、Unicode
     ・start processModelInfoId、start_process_model_info_id、Integer
     ・start nodeNumber、start_node_number、Integer
     ・start key、start_key、Unicode
     ・data title、data_title、Unicode
     ・data0 value、data_0_value、Unicode
  8. 「Where To Send Data」の設定画面に切り替わるので、「URL Route」に「http://api.example.com/v2/clients.json」を設定して「Save」クリック
    ※「URL Route」は必要としていないのでごまかしている

  9. 「Scripting API」の「Exit Code」をクリック

  10. 添付のスクリプトをコピペして「Save」クリックし、「Quick links」から「Back to app」をクリック

※パラメータを増やす場合にはAction Fieldsの追加とスクリプトの11行目あたりを増やす必要あり

 

スクリプトは以下

>>

var Zap = {
action_process_start_pre_write: function(bundle) {

var request = {
method: 'POST',
url: bundle.action_fields_full.start_url,
params: {
processModelInfoId: bundle.action_fields_full.start_process_model_info_id,
nodeNumber: bundle.action_fields_full.start_node_number,
key: bundle.action_fields_full.start_key,
title: bundle.action_fields_full.data_title,
'data[0].input': bundle.action_fields_full.data_0_value,
},
headers: {
'Content-Type': 'application/x-www-form-urlencoded',
'Accept': 'application/x-www-form-urlencoded'
},
auth: null,
data: null
};

return {
url: request.url,
method: request.method,
auth: request.auth,
headers: request.headers,
params: request.params,
data: request.data
};

}
};

<<

注意点としては、Questetra BPM Suite のデータ項目はプロセスモデルごとに変わるが、それに動的に追随するような「Apps」にはできない点
 

その「App」を使った「Zap」の作成

  1. Dashboard」に戻って「Make a New Zap」をクリック
  2. 「1 Choose a trigger and action」で、「Choose a Trigger app」で「Evernote」を、「Choose a Trigger」で「New Note」を選択。「Choose an Action app」で「Questetra BPM Suite」を、「Choose an Action」で「new process start」を選択。「Continue」をクリック
  3. 「2 Select a  Evernote account」で、連携させたい「Evernote」アカウントを選択して「Continue」をクリック
  4. 「3 Select a  Questetra BPM Suite account」では、特に設定がないのでContinue」をクリック
  5. 「4 Filter  Evernote triggers」で、監視対象とする「Notebook」を指定して、Continue」をクリック
  6. 「5 Match up  Evernote Note to  Questetra BPM Suite process start」で、「start URL」から「start key」には、Questetra BPM Suite 側の「メッセージ送信中間イベント(HTTP)」の設定を入力。「data title」には、「Insert field」から「Evernote」の「Title」を選択して、「data0 value」には、「Insert field」から「Evernote」の「URL」を選択して、Continue」をクリック
  7. 「6 Test this Zap」で、「Test Evernote Trigger」をクリックし、サンプルを選択して「Test Zap with this sample」クリック。テストがうまくいけばContinue」をクリック
  8. 「7 Name and turn this Zap on」で、「Name」に適当に名前を入れて、「Turn Zap On」をクリック

 

これで、連携設定が完了。Evernote 側でノートが増えれば、Questetra BPM Suite のプロセスが開始されるはず。

 

今後やりたいこと

  • zapier で作った Questetra BPM Suite 接続のための「Apps」をグローバル公開(業務プロセスモデルごとの細かなデータ設定はできないので共通データ項目のみのものになりそう、またここのページの説明によると簡単ではなさげ・・・)
  • zapier 側で対応されればになるが、Evernote の添付ファイルをそのまま http リクエストに乗せて送付させたい

GMail を Becky で受信していて困ったこと

GMail を Becky で受信(IMAP ではなく POP)していて、困ったことが発生。

 

メール受信しようとした際に、Becky のフッタにメール数は258通とか出るのに、10通ぐらいしか取れない。メールが多数たまっている場合は、何度も受信しないといけないのでめんどう。

いろいろ調べたり、試したりしていると、どうも GMail の迷惑メールフォルダにたまったメールについては、メール数に含まれるが取れない、ということになっている模様。

#ただ、必ずしも迷惑メールフォルダのメールだけでもなさげ。わざと迷惑メールフォルダのメールを受信フォルダに移動したら、取れるメール数が増えるときと増えないときがあったり・・・

で、しばらくは放置していたのだが、だんだん取れないメールの数が増えてきて、もう少しすると Becky でメールが全く取れなくなりそうな状況になってきた。

はじめは Becky の設定を調べて、258通という上限(なぜこの数値かは不明)を変えられそうなものを探したが、見つからず。問合せもしてみたが、情報得られず。

その後 GMail の設定を調べたところ

 メール転送とPOP/IMAP→POPダウンロード

というものがあり、その中に

  今後受信するメールで POP を有効にする

があったので、それを選択。

すると、累積していた取れないメールを取りにいこうとする症状が回避できたようで解決。助かった。

 

ちなみに Becky の BBS に問い合わせたときの投稿は以下。

http://www.rimarts.com/b2board/b2board.cgi?ol=201410&tree=c48429

TEDxKyoto 9.28.2014 に参加して

今年も TEDxKyoto に参加させていただいた。

印象に残った点などをメモ。

・(歌手)日本人の方が英語で歌を歌われたのを聞いて、言語の壁を越えることの重要性を痛感。そこを越えられないと対話はできないなと・・・

・(コミュニケーションエキスパート)プレゼンの10+1ポイント

  1.  アイデアはPCから出てこない
  2. オーディエンス向けのストーリー
  3. 構造(理想・現実・問題・アクション)
  4. clearなテーマ
  5. 余計なものは省く
  6. イントロでつかむ
  7. キャラ・困難・ゴール
  8. 大きなchange
  9. unexpected(予想外)なこと
  10. 感情に訴える
  11. 本物になる・弱さを見せる

・(児童養護施設で)夢を持てない子供がいること、持つことで前を向ける、血のつながりがなくても親子になれる

・(すし職人)おすしにあうワイン、ワインにあうおすし、主役を変えて考えてみる

・(経済学者)若年層が少ない時代=求められる世代

・(BMX世界チャンピオン)新しい技を作れる楽しみ、世界チャンピオンになったときにそこからが始まりだと感じた、自分の気持ちいい舞台を自分で作る、「ヒトの夢になることがボクの夢」

・(黒染)古着を黒く染めなおすことで再生、再生することを想定したデザインを提案

・(禅僧)日本の宗教観(寛容)のshareで変えられること、宗教の本質は安心を与えること、対立するものでない

・(桶職人)頭を使いながら手を動かすことで新しいもの

・(写真家)記憶から呼び起される、由来・過去を知り・未来を見て・現在を生きる

・(建築家)円形の幼稚園、窓を開けたまま、自閉症の子どもの症状が出ない、運動量が多い

・(ギターミュージシャン)11才から始めた、それまではゲームばかり、ギターにはゲームオーバーがない!

新しい出会いもあり、昨年のこのイベントでお会いした方にも再会できたり、非常によい機会をいただけた。

またもっと自分がオモロイ人間にならんととも思いつつ・・・

あと、初めて生でGoogleグラスを見れたのもよかった。視線の動きで見ている書籍の種類が推測できるとは。想像していない可能性がありそう。

関西IT勉強宴会に参加(テーマ:連結会計)

関西IT勉強宴会に久しぶりに参加させていただきました。

以前にこの勉強会でうちの「Questetra BPM Suite」を取り上げていただいた時に参加させていただいたのがきっかけで、その後も参加したことがあったのですが、しばらく都合があわずに今回は1年以上ぶりの参加でした。

今回のテーマは「連結会計」。会計まわりのシステムはあまり経験がないので、多くのことを学ぶことができました。

いくつか気になったポイントをメモ。

・親子会社間の取引による「会社間消去」は知っていたが、子会社からの外部販売がまだの場合の利益の「未実現」は初耳

・「少数株主持分」は子会社に一定割合出資されてるケースの考慮で、ややこしめ

・会計は「法律」ではない、会計士が妥当な判断かどうかを判断する

・「法人税申告」、「法人決算報告」、「投資家向け決算報告」では基準が異なる。IFRSは投資家向けの部分のみ

法人税申告と法人決算報告が深く関連するので、税法によって決算がゆがむと言われることも

・会計帳簿を積み上げても会計報告にはならない。連結会計報告をするには調整が必要

・報告基準をどうするか、報告スパンをどうするか、責任範囲をどうするかによって会計のやり方は変わるので、経営的視点があると会計システムはよりおもしろくなる

・アメリカと日本では経営の思想が異なるため、システム化の発展方向も異なる(アメリカはトップダウン→連結資料作成が強い、日本はボトムアップ→連結データ収集が強い)

また都合があえば参加させていただきたいと思います。