TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

(株)クエステトラに所属、ITエンジニア、テニス好き、地域のお手伝いをいろいろ、@tsuyoshikusaka

「青少年いいねっと京(みやこ)フォーラム」を観覧して

「青少年いいねっと京(みやこ)フォーラム」に子どもが参加させていただいていたので、事前学習会とフォーラム本番を観覧させていただいた。

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主催は「オール京都で子どもを守るインターネット利用対策協議会」とあるが、実質は京都府教育委員会・警察本部が開催されたもの。

テーマは、スマホおよびインターネット利用について。
ただリスクがあるから禁止する、というのではなく、メリット・デメリットがあるものをどううまく使いこなすかを考えさせるもの。
※ある意味「火」「刃物」「車」とかと同じか

会としては、いろんな地域の小学生~高校生が参加して、グループ分かれる。
まずはアイスブレイク(全力ハイタッチほか)で雰囲気をほぐす。
結構ここに時間をかけていた。それだけ重要ということかと。

インプットはいくつかのアンケートの結果。
どのくらいの学年・性別でどのくらいのスマホ所持率・インターネット接続率なのか、ゲームの課金をしている率や実際にネットで知り合った人に会った率など。

それを踏まえてスマホ良い面・悪い面を議論しながら整理。
そこから標語・CM動画・ポスター・LINEスタンプというアウトプットにつなげる、というもの。

フォーラムでは大人と子どものパネルディスカッションもあり、子どもからのなるほどと思う意見がいくつもあった。

大人にとっても、子どもにとっても、なかなかない機会で非常によかったと思う。


さて、パネルディスカッションで印象的だったのは以下。

・実際の生活ではあまりほめてもらえなくても、ネットだといい点が取れたり、ほめてもらえる
 だからハマってしまう、と

・最近の高校生とかはinstagramでナイトプールの写真を上げたりして、そういう写真を出すことに慣れてしまっている
 だから自画撮り写真を恋人に要求されると出してしまうのではないか、と

・こういう話は遠い年齢からだと伝わらないので、学年の上の子が下の子に伝えるのがいいのではないか
 小学生5年ぐらいから聞いておくべきではないか、と

・高校生が作成した啓蒙動画も発表されたが、その着眼点がすばらしかった
 自画撮り画像を送るのをやめる、というよくある視点ではなく、要求する側が法的に罰せられる、ということを伝える内容

・学力テストのデータで、得点が高かったのはスマホ利用が 1h以下→2h以下→0h→3h以下→4h以上 と必ずしも利用量に比例しなかった
 その分析として、1hぐらいで自分で止められる子が成績がいいのではないか、と


また、フォーラムの最後の方で、この子どもたちをほめてください、観覧者3人まで、というのがあった。
その場ではなかなか思いつかなくて挙手しなかったが、以下のようなことを伝えられるとよかったか。

・見ず知らずで、学年も性別も住む地域も異なる子どもらが集まって、議論して意見をまとめて、標語・CM動画・ポスター・LINEスタンプというアウトプットを作る、すごいことだと思う

ファシリテーションをされた先生や大学生のボランティアあってこそなのは間違いないが、力を引き出すということをされたのであって、引き出される力を持っていたのは参加した子どもたち

・ITの勉強会では「勉強になりました」は敗北の言葉と言われているが、ただ知識として身についたで終わるのではなく、まずは身近な人にこのことを伝えるという小さなアクションでもいいので、行動を起こしてほしい、それができると思う


あと、今回のイベントを見て、あらためて教育というのは難しいと感じた。
今回参加した子どもたちは、おそらく意識の高い方で、比較的に真面目なタイプの人が多かったと思う。
一方で強く伝えたい相手としては、むしろどちらかというとそうではない子どもたちのはず。
でも全員に同じ濃度で落とし込むことはできないので、まずは落とし込める人から落とし込んで、そこからどう広げていくか、ということかと。

「JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in 大阪 Vol.3」に参加して

eventregist.com

togetter はこちら。

togetter.com

 

エントリー23名に対して、15名+スタッフ・登壇者などエントリー外で3名の18名参加。
今回自分はスタッフとして受付を担当。
会場の XSERVER さんはかなりきれいでした。

印象に残った点などメモ。


・JP_Stripes キックオフ & Stripe アップデート(Stripe Japan:小島さん)

・クレカ対応自動販売機「600」
クレカ通して RFID で判断して決済、オフィスグリコに近い感じ、ただオフィスグリコだとミスもあってか微妙に金額がズレることが出るがこれなら大丈夫

JCB が使えるようになったが事前審査あり(詳細は後ろの発表で)

・ApplePay・GooglePay 経由でも料率同じで、UX 向上・不正防止になる

・対面でも3.6%の料率で仕組みを準備できてしまう(普通は4-5%かかる)、商品が単一ならカートもいらないので


・「JCB 対応含めたアップデート」 (デジタルキューブ 岡本さん)

発表資料はこちら。

speakerdeck.com

特定商取引法の表記がないと審査もしてもらえない
・3週間ほどかかる
・ほぼ実装の変更は不要(ApplePay、GooglePayの場合はパラメータ追加要)
・入金が支払日から30日(他なら4営業日)
・日本アカウントでは日本円のみ可
・Diners,Discover も使えるようになる
個人事業主は代表者名と銀行口座名あわせないとだめ

小島さんの話では、別の決済サービスから移行するときに JCB 未対応でひっかかるケースが多かった、と

(私の知人で stripe の決済を使ってサービス提供している人が「JCB 未対応でそこそこ機会損失があった」と言われていたので、喜ばれているケースは多いのではないかと)


・「マーケティング視点から見た決済サービス」(Hiromo Itoさん)

・サービス提供者の視点で、決済はほんの一部じゃなく最後の決め手
・ユーザ視点では、なるべく簡単に・安全・情報持たれたくない
(自分の考えを1サンプルデータにして説明されていた。確かにそういう説明もありかと)
・ユーザ体験がいいとリピータに

・QA PayPal だと入力多いのでカゴ落ちが多い、それが下がったりする?→一般論として入力項目は5個までにすべきとは言われてるが・・・

小島さんの話では、画面遷移によって UX が途中で変わると嫌がられる、と。


・「デザイナーが Subscription の設定を頑張ってみた話」(小蕎 麻衣さん)

・UX のコミュニティにも参加されているとのこと
https://uxdaystokyo.com/

・決済が必要なサイト構築案件で、プログラムは得意でないので WP プラグイン探したが、いいものがなく自力でやることに
・stripe のサポートがよかった、twitter でつぶやいたことに返信を入れてもらえた、ハッシュタグとかつけてなかったのに。
(淡々とした語り口で「私のスペック」という表現がおもしろかった)

小島さんの話では、Stripe Japan の代表の方がちょくちょくサーチしてそういう困ってる人がいたら助けているとか。口コミで「○○でうまくいかなかった、使えない」という話が広がらないよう元を断つ、ということらしい。すばらしいサポートだと思う


・LT「手数料ビジネスを始めよう!connect を使ったプラットフォーム構築」(沢下 卓也さん)

・いろんな API で遊んでるとのことで、以下ブログで紹介しているとのこと
https://takkublog.net/

・stripe でちょっとがんばればプラットフォーム作れる
amazon みたいなショップサイトで手数料とるプラットフォーム、少ないコードで追加料金なし

・そういったサービスの例
Buy Me A Coffee は投げ銭的に応援できる、ただ日本だと個人間送金になるので許可とらないといけない
Ofuse はその法律をかいくぐって、メッセージを送る権利を買う形に、Cash とかもかいくぐってる、Line Pay はちゃんとした個人間を送金やってる

・QA connect で申込者の情報管理は?→stripe の管理画面から見る
プラットフォーム管理者の情報になる場合と購入者の情報になる場合とがある
(以前の勉強会で聞いた STANDARD と CUSTOM の違いのことかと思う)


・細谷さん とびこみでLT

・CoderDojo の理事などもされている
https://coderdojo.jp/

・WP プラグインを作っていて、サブスクリプション型で売りたい
WP プラグインは支払は止まっても止められないので、年アップデートとサポートを売るケースが多い

ノンコーディングでできないかなと今日探していた。
EasyDigitalDownloads というプラグインがあり、それの有償アドオンの中に stripe も使えそうなものがあった、とのこと

(結構な無茶ぶりだったのに対応されたのがすごい)

ZOZO SUIT が届いたので採寸して服を注文してみた

ZOZO SUIT が届いた。

最初に発表されたときにこれはすごいと思ったが、すぐには注文せず。少し経ってから注文したので、6月末ごろにようやっと届いた。

世間的には計測方式が変わってかなりたたかれている。個人的にも残念ではあったが、だからやめるというのではなく、できる方法で進めたのはいいと思った。

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で、早速採寸してみた。

家族にはかなり笑われた。見た目もだが、計測のために少しずつまわりながらってのがおもろかった模様(アナログ時計の12時から1時間ずつずらす形での撮影、計測側の意図はわかる)

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どれだけぴったりの服ができるのか、Tシャツ・Gパン・シャツを試しに注文してみた。ちなみに注文時に微調整できる部分は全て標準にした。

 

1週間ほどで届いたので着てみた。シャツは別便なのでまだ。

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Tシャツはぴったり、すごい。

Gパンは丈が短め。足がもともと短いのは自分でもわかっているが、それよりも短く判定されたのか?また太モモがパツパツ。ぴったりといえばぴったりだが、太モモは太い方なので普段ゆったり目を選択することが多い。そもそもスリムタイプであることも災いしているのかもしれない。

シャツはまだ届いてないが、腕の丈がどうなるのか気になる。

 

サイズのタグを見ると

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  •  Tシャツ→バスト、ショルダー、レングス
  •  Gパン→ウエスト、ヒップ、レングス

ということで、基本はこの3つのサイズで調整する仕組みの模様。「MADE IN CHINA」と記載があったので、注文が入ると中国の工場に指示が入って生産される模様。

 

ZOZO アプリで計測結果を再確認しようとしたら、表示できない、と。日も変えて何度か試したがダメ・・・

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IT 側の人間としては、かなりおもしろい取組みだと思う(だからこそ採寸して購入もしてみた)が、ユーザ視点で見ると、不満がいくつか・・・

中でも計測結果の再確認ができないのが一番痛い。計測直後にスクリーンショットをとっておけばよかったとも思ったが、そもそも再表示できないのは理由がわからない。おそらくサーバ側にはデータが絶対あるはず(このデータが一番大事なので)だし、この取組の中では一番やってはいけない点だと思ったので非常に残念。

ZOZO のスーツ(背広の方)もおもしろそうだと思うが、現時点では見送り。今後の改善に期待。

 

※20180716追記

こんな表示に変わった。その正しくないデータで服をオーダーしたことになるのだが・・・ちなみにシャツはまだ届かない。結構時間がかかってる。オーダーが多くて対応に時間がかかってるのか?

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超交流会2018に参加して

自社ブースを出すこともあり、今年も参加。

www.johogaku.net


以下、印象に残った点など

  • 森本登志男さん(元 佐賀県CIO)

佐賀県庁でのテレワーク導入のお話で、現在は自身で起業されてテレワークの実践をされている。

私自身もしているのでテレワークの効果は実感しているが、非常にわかりやすく説得力があった。また女性が出産等を経ても、キャリアを途切れさせない、というのは今の時代には非常に重要かと。

確かにテレワークができない企業はこれから人材流出防止や採用に不利。できるところからでもやっていくべき、と。確かに。

一番楽しみだった講演。いろいろ印象に残る部分があったが石黒先生がオフレコとのこと…1つだけ印象に残った発言をメモ。

「人格とは予想」とのこと。そう考えたことはなかった。自分は周りに何を予想させているだろう。また自分は周りの人に何を予想しているだろう。

佐賀県での救急救命現場に iPad 導入された件と、これからのドローン活用を想定された取組のお話。

ドローンはすでにマラソン大会の救急対応などに活用されていて、山中の救助等でも活用されそう。

役所(消防署含む)という腰の重いところをどう動かすか、今なら円城寺さんは実績があるので協力も得られやすいと思うが、当時はしんどかった模様。

改革は、小さいところから始める・オープンにして共有・楽しみや感動がないと続かない、と。確かに続けるためには周りの協力を得るために楽しみや感動は欠かせないと思う。

  • 湯川鶴章さん(AI新聞)、石井 敦さん(クーガー)

ブロックチェーンは価値交換ができるインターネット、今のインターネットはコピーがベース、というところが一番すっと腹落ちした。

ブロックチェーンは物理法則をデジタルに適用したもの、うまくマイニングがワークしないと処理に時間かかる可能性あり、だと。

そう考えると、インターネットとは違う新しいプラットフォームとして、いろいろなものを産み出すことができそう。

モビリティの未来についてのお話。

中国ではレンタカーのオプションでドライバーがつく、uber とは違って移動とは別の価値を付加するサービスも出ているのだとか。

その場としては、ディスカッションを希望されていたが、なかなか発想が出てこず、発言できなかった・・・

ベルマーク運動とテトラパック

小学校の PTA 活動の中でベルマークを集める活動があります。それに関連して牛乳パックも集めています。

 

テトラパック」と呼ばれるものについては、重量に応じてベルマークの点数に換算してもらえる仕組みがあるようです。ただ、牛乳パックが全てテトラパックかというと、そうではない模様。また同じ銘柄であってもテトラパックのものと違うものがあるようです。

 

テトラパック

テトラパック



テトラパックではないもの

テトラパックではないもの

 

他にどういうメーカーがあるかは以下に記載があります。
https://gamp.ameblo.jp/yackeysyackeys/entry-12176987347.html

そのうち日本テトラパック社だけがベルマーク運動に参加しているようです。
http://www.eco-kami.jp/bellmark/

つまり、牛乳パックの中でもテトラパックだけが、ベルマークに換算してもらえます。(ちなみにテトラパックとしては牛乳パック以外にもあるようです)

以下の他 PTA のページにも同じような話題がありました。同じ疑問を持つところが結構あるんでしょうね。
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=e711601&type=1&column_id=277270&category_id=2849&date=20151227

 

さて、日本テトラパック社について調べると、リサイクルにかなり力を入れているようです。
https://www.tetrapak.com/jp/sustainability/recycling

回収を促進するための仕組みとして、インセンティブがつくよう、ベルマーク運動に参加した、ということなのかと思います。また、既に流れができあがっているベルマーク運動に参加したのはうまいこと考えてあるなあ、と感じました。

 

さらに調べてみると、CSV(Creating Shared Value)という考え方について、情報を見つけました。企業による経済利益活動と社会的価値の創出の両立、という考え方のようです。
http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=446#.Wv-zj6SWSM8
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%9C%89%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%81%AE%E5%89%B5%E9%80%A0

CSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)についても、よく耳にしますが、それに近い話のようです。

 

牛乳を買うときに、わざわざテトラパックかどうかを気にする人はほとんどいないと思いますが、主婦層にも社会的にも支持されるというすばらしい活動だと感じました。

20180424「JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in 京都 Vol.4」に参加して

以下のイベントに参加。

eventregist.com

技術視点だけじゃなくビジネス視点での気付きも多く、かなりおもしろかった。

参加されたのはスタッフ・発表者を含めて14-5名だったかと。前日の CMC_meetup に続いてKYOSOさんでの開催。ありがとうございました。

以下気になった点などメモ。

 

  • オープニング:stripe 小島さん

前日の CMC_meetup のときもそうだったが、ハッシュタグつき tweet してという押しが強い。繰り返すことは重要。

 

  • Introduction to Stripe Billing:digitalcube 岡本さん

stripe の人が来ているので間違ったら訂正してくれると思って自分の理解で話します、というところが印象的。間違いを恐れない、またちゃんと訂正してほしい、というのがいい感じで伝わる。

これまでだと1プラン1料金ということで、支払パターン(月/年)や複数通貨(JPY/USD)や商品パターン(データ容量とか)によって1つずつ設定しないといけなかったものが、商品情報と料金情報が分離された、とのこと。つまりデータ構造の改良。

API バージョンアップが72時間であればロールバックできる点を考慮してどの曜日にやるべきか、テストを考慮しつつどういう手順でアップデートしたかなど、実際に設定されて苦労された点等を話されていて、これから使う人には非常に有用な話。

そして stripe の人から追加情報を引き出せて、岡本さんとしても狙い通りだった発表かと思われる。

以下は関連ブログ。

api.wp-kyoto.net

個人的には、自社サービスと他社サービスの連携検討でいろいろ調べた話なら、こういう感じで詳しく話せるんじゃないかと感じた。API による連携の勉強会とかやってもいいかも

 

  • プラットフォーム(Connect)におけるSubscriptions:stripe 徳永さん

普段サポートなので発表などはあまりしない、ということだったが、ポイントごとの話し方・聴衆のひき方がうまいと感じた。

Connect がどういうことなのかはもちろん、様々なビジネスモデルにあわせて、どのタイプのアカウントを適用すべきかが、よくわかった。

 

chargeがどこで発生するかが重要、とのこと。

◆プラットフォームのユーザに決済機能を提供するパターン

ホームページ作成サービス - Jimdo

Shopifyでネットショップを作ろう ー 世界シェアNo.1を無料トライアル

予約システムつきホームページ【SELECTTYPE】 無料で予約フォーム付き予約システム/イベント・セミナー管理システム/各種フォーム作成

エンドユーザは子アカウント(プラットフォームに出店している店)にお金を払う感覚
STANDARDアカウントで、chargeは子アカウントに発生

 

◆シェアリングエコノミー、オンデマンドサービスのパターン

スペースマーケット | 貸し会議室から球場までレンタルスペース簡単予約

https://www.lyft.com/

Ride Hailing Platform: Car and Taxi Booking | Grab

エンドユーザはプラットフォームにお金を払う感覚
CUSTOMアカウントで、chargeはプラットフォームに発生

 

さらにCUSTOMアカウントが複数になるケース

Postmates: Get Anything Delivered—Food, Drink, Grocery, and More

Takeaway Delivery from Premium Restaurants near you - Deliveroo

後者ならレストランと運ぶ人と複数になる

 

◆Subscriptions x Connect
・プラットフォームに定期支払
月額xxx円で英会話レッスンし放題、動画見放題とか
STANDARDアカウントを使うべきで、CUSTOMアカウントだといろいろ無理が出る

様々なビジネスモデルの知見も得ることができて、非常によかった。

  • Amazon GO / キャッシュレスの話:stripe 小島さん

シアトルの Amazon GO と、福岡のトライアル(レジカートによるキャッシュレス)の体験談。

キャッシュレスの流れとして、
・高額紙幣廃止→マネロン対策、1万円崩したくない心理も経済的にはよくない
・少額コイン廃止→コイン製造にコストかかる
無人レジ、現金お断り レジごとにつり銭準備、キャッシュフロー上いや
・UXとしても事前決済はいい、レジに並ぶとか買うところで時間かけさせたくない
など。

余談として、セブン銀行は既に事業リスクにATMの利用頻度が下がることを記載しているのだとか。

 

Amazon GO

EC の当たり前をリアル店舗に持ちこんだ。売れた情報だけでなく、買わなかった情報(手に取ってやめた)も取る→この説明はすごくわかりやすかった。
入店時にQRコードと顔写真をひもづけ、複数の人でもOK。出るときは特にタッチなし。
出店して10分以内に電子レシートが来る。もし誤りがあれば取消できる。
ここで悪質な行為があればアカウントが止められる。これをできることが大きい。これもECと同じ考え方。idと個人情報がひもづいて大量に持っているとこしかできない。日本でこれができるのは楽天ぐらい?
滞在時間も記録される。これもECっぽい。

レイアウトも人が詰まらないように考慮。買うもの決まっていたら、手に取って出るまですぐ。コンビニのレジが混んでて買うのをあきらめる、といったことを避けられる。
RFIDとかを使っているのではなくソフトウェアなので、もっと大きな店舗でもできそう。ハードを使っていると機械の限界に引きずられる。

オペレーションは意外と人が多かった。商品補充とか。おそらく在庫情報はリアルで取れるので、補充は楽なはず。いずれ人数も減らせるはず。大規模店舗なら機械化するはず。

 

スーパーセンタートライアル アイランドシティ店

www.trial-net.co.jp

1つ1つ商品をカードでスキャン。出るときに店員がチェック。
ルフレジでも人が並ぶのでそれを分散させるイメージか。
個人の識別まではしてなさげ。
既存のロジスティックの上で成り立つので導入しやすそう。
決済はプリカ。もともとクレカも3000円以上。
ちまたでいろいろ言われているが、それほど悪くない。

 

関連ブログは以下。

stilldayone.hatenablog.jp

20180423「CMC_Meetup in 京都 Vol.2: 関西の実践者に聞くコミュニティマーケティングの真実」に参加して

以下のイベントに参加。

eventregist.com

うまくいってる話だけではなく、生々しい苦悩の話などもあり、有意義だった。

参加者はスタッフ・発表者を含めて10名強だったかと。今回もKYOSOさんでの開催。ありがとうございました。

以下気になった点などメモ。

 

  • オープニング:小島さん

予習題材は以下のマンガでの説明記事。

マンガフレームワークはすごい、1hぐらいの話が10分ぐらいで読める。 webtan.impress.co.jp

#CMC_Meetup
ハッシュタグにアンダーバーをいれない方がよかった、入力しづらかった→自分がやるときには留意すべき

ハッシュタグつきで tweet して、との押しが強い。でもこうやって毎回言うことで意識付けされるのが重要。アウトプットファーストも同様。ということでこのブログも書いています。

 

内容的には既に知っている部分が大半だったが、さすがうまくまとめられていた。真面目な話もおもしろおかしく伝えることは重要。

「IoT.kyoto」のサービスを2016年から始めたが、地味なのでこれでは流行らないとゆるキャラを使うことに。ふざけながら楽しみながら、コミュニティを盛り上げ、人とのつながりからビジネスが広がったと。

共感してもらうにはストーリーが重要、だと。

QA

ネガティブな反応→あまりなし
会社は問題ない?→グッズには社名を入れなかった

www.slideshare.net

 

  • JAWS-UG関西女子会式 女性コミュニティの世界:ポテンシャルユナイテッド 伊藤さん

はじめにゴールイメージのスライドがあって、どういう結果を求めているかわかりやすく感じた。女性コミュニティに限らない知見も多かったと思う。

息切れしそうなときはJAWSUG大阪と共催。
運営側が楽しいかどうかを大切にしている。
ハンズオンのときは最初にゴールイメージをつける、女性ならではの工夫といった文脈だったが男性向けにもよさげ。
おしゃべり多い。自己紹介とおやつと休憩。
居心地・リラックス、セミナー型では基本やらない。
リピータ率高い。
募集ページにはキャピキャピ派手に書いてもらっている。
やらされ感なし、楽しい。というのがすばらしい。

speakerdeck.com

 

  • Drupal のコミュニティの拡大と現状について:ANNAI 太田垣さん

2009年からやってて、もうやめたいと思うこともある、と。OSSのコミュニティならではの苦労についても赤裸々に語られた。

3階層で、自分達がどこに位置すると考えるべきか。
他ベンダはクローズドで情報出さないし、「ボランティア大変だよね、うちはビジネスだから」と揶揄されたり、ひどい時はコミュニティの資料を丸パクりされてコミュニティ名も消されたり・・・それを攻撃するのではなく、いいことで埋めるしかない、と。
→この点には強く共感した。応援したいと感じる。

また Drupal についてあまり詳しくわかっていなかったが、よく理解できた。

  • 似て非なる活動、コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの違いについて:小島さん

なぜコミュニティマーケティング
B2Bでも口コミ
・人口減少で国内マーケットは小さくなる
・既存のマスマーケティングの限界も

既存のマスマーケティングは、リーチ増のためにはコスト増(ピン倒すためのボウリングボールたくさん必要)。つまりリーチのテクノロジー、ピンを倒せるかどうかわからない

パートナー会やユーザ会ではない。それらは外に情報が出ない、入れない、クローズドなもの

・オフラインファースト→オンラインだとかなり難しい、まとまらない
・コンテキストファースト→場を作ってあるから
・アウトプットファースト→インプットがある、人が来る

期待値コントロールが重要、すぐには売上あがらない、スケールもしない


◆落とし穴:既存維持の重力、引継ぎ時に陥りやすい
コミュニティマーケティング(広げる)/コミュニティマネジメント(維持管理)
このどちらにパワー使うか

ロールモデル:アウトプット、説明できる
・フォロワー:自分もやってみよう
ワナビーズ:勉強会にたくさん来る、広がるためには必要だがはじめは少ない方が

1stピンは再選定していい、1人だと大変、切替できない、3人以上がいい

オフライン・オンライン・オフライン・オンラインのサイクル

◆参加者急増の誘惑
火を絶やさないように、キャンプでの火起こしと同じ

・1 まずリーダとフォロワーだけで、クローズドで
・2 ワナビーズ投入押さえる
・3 炎が大きくなってからワナビーズOKに

www.slideshare.net

 

 

たまたま最近以下の記事を読んだが、ここでいうサードプレイスとワナビーズは近い感じか。

note.mu

個人的には、技術コミュニティ以外にも自分の住む地域コミュニティにもそこそこ参加していて、モチベーションや制約は違うが、そのコミュニティの盛り上がりとかに通じる部分を感じた。