TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

(株)クエステトラに所属、ITエンジニア、テニス好き、地域のお手伝いをいろいろ、@tsuyoshikusaka

超交流会2014memo

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今年も超交流会2014に参加してきた。だいぶ雑だが気になったことなどをメモ。

 
いつものことながらいい刺激をもらえた。
本を読むとか話を聞くとか、自分の日常の中にない情報などを取り入れることは、何かしらプラスにつながると感じる。
★をつけたのは特に気に入ったところ。
 
 
●なぜ超交流会を始めたか
同窓会総会の参加者が1人とかになって、無意味かと思ってた
毎年150人卒業生増えるし、切手代もバカにならなかったりもするし
そんなこんなで2009年から始めた
 
 
●1分間スピーチで気になったもの
大阪イノベーションハブ
ロックオフ
ブースでわらしべ長者、タイピング競争(展示ブースへの集客ネタとしていいなあと)
Tera school
解放食堂
※スピーチはなかったが、射的で3つ以上倒したら似顔絵のイラスト作りますってのもよかった
 
 
●小野さん オモロイ未来の創り方
★「ノータイムポチリ」(ノーポチ)
★小さなきっかけで「やることが前提になり、いかにやるか」という思考に変わる
ex.朝寝坊したので走る時間ない→とりあえずウェア着る→その少ない時間でどうやるかに切り替わる
「どうせ失敗する」より「やりたい」を優先
失敗→次の成長のチャンス
自分に負けそうなとき「チーム(仲間)」が重要
チーム→発信から生まれ、善意の解釈(尊重)で育つ
ケンカしそうなときはゴールを再認識する
★批判も「善意の解釈」でエネルギーに
ex.「もういい加減したら?」→応援してくれてる、「やめろ」→心配してくれてる
 
 
●石黒さん、水口さん、濱口さん、高須賀さん 無題
ソフトバンクの「pepper」は価格が驚き
かなりの数売らないと元取れないはず、ソフトビジネスでもうける?
ヒト型ロボットの流れが加速されていいかも
「愛がわかる」と言われると研究者は困る
データをセグメンテーションしてマッピングするのは難しい
 感情は一番簡単な通信手段(ex.スマイルシャッター)、表情・声のトーン
 
人間とロボットの境界とは?
★人間は他と区別したがる、それで安心できる?
→それは比較論、相対価値と絶対価値
→そもそも価値は比較から作られるので絶対価値ってある?
→「絶対的価値」ということで安心できる、逃げ場与える
物体と人間 物体:距離が近いとインタラクティブ性が高くなり、遠いと下がる、人間:遠くても下がらない(その人間との関係にもよる)
正面だとそうでもないが、アンドロイドがすぐ横にいると人間かどうかわからなくなる
→するとboundary(女性にいきなり触れるのは失礼とか)が崩壊する
→催眠術は内側に入るので壊せる、テレノイドも近い
実験 コールセンタのロボットに「Are you robot?」と聞くと、1回目と3回目が同じ笑い声でぞぞっとした
★→それは認知トリック
モデル1:よく似た情報を異なるソースから聞くとオーバーシュートされる
モデル2:3回目に思った通りにくるとさらにオーバーシュートする
ロボットだとリアクションのパターン少ない、視覚情報まで考えるとパターン多い、だがボイスのみなら出てきそう
★想像が入るとカンタンにダマせる、モダリティが少ないとカンタン、オレオレ詐欺でダマされるのはそこ
テレノイドで声のトーンを少しあげて性別を変えると知ってる人が操作してても人格がわからなくなった
★productもfunctional+design、それにstylishとかstoryが加わってる
愛もfunction、visual(見た目)、context(ストーリー、情緒的)
ソフトなら機能、デザイン、ユーザビリティ(便利、美しい、心地よさ)
体験がストーリー、narrative
30秒後に愛着感じさせること可能(ex.たまごっちでえさあげて喜ぶとかわいく感じる)
AIBOの製造中止前の苦情で多かったのは「本当は犬を飼いたいが無理なので・・・」#ここは話が少しつながらなかった感じがした
engagement(結束)が深くなると愛着に
好きだから行為をするのか、行為するから好きなのか
同じ日との写真を見せ続けると好きになる、カンタンな回路
AIBOの心理トリック 不完全性→助けてあげたい、比較論にいかないような・・・終わらないストーリー
★自分を犠牲にしてでも助けにいく(線路とかに飛び込む)存在
→自分の体の拡張、一部、身体化しているといえる
愛した後インタラクティブ性がなくなる方が続く?
助けに飛び込もうとしたときに「生きて」と言われたら?
考えるのが一瞬ではなく、十分な時間があったとしたら?
身体化された相手の可能性は未知、だから飛び込む
ただ最初の方で出た「おれは人間だから」と区別によって安心しているタイプはいかない
相手がいなくなった後の時間を考えると・・・
ブータンでみんな幸せなのか見に行った→チベット仏教、まず他人のための祈りから、幸せのプロトコル→「人のために」は重要か
Wants分けると 自分のため/他人・会社など団体・ペットのため/地球や環境など実体のないもののため
自分のためが9割、年齢いくと2つめが増えるといっても少ない、ロボットはその自分のためがない
自分を映し出す鏡、ぴったりあうと取り込む、ダマされやすい
#ここで時間終了
 
 
●Tera school(ブースで)
学習時間と学歴・所得の正の相関
母親の「勉強しなさい」はゼロかマイナス、父親などが横で一緒にやるのがいい
#確かに一緒にやるというのがいいというのはいくつか事例ある、TVでどこかの親子が父親と競ってトレーニングしていたとかも近い感じか
国内の寺の数7万、コンビニ4万、小学校2万
 
 
●近藤さん(途中だけモレ聞こえた)
まだネットにつないでいくと思うが、みんなスマホ見すぎじゃない?
#全く同意。でも見てしまうが
もっとリアルを再評価すべき
#断片的に聞いていたのでちょっとニュアンス違うかも
 
 
●その他
iPhoneでも十分プレゼンできるとは知らなかった(PCいらず)
おそらく他に機会はないだろうと思って初めてネイルを体験
 
 
●感じたことなど
うちの母校の同窓会組織も似た課題がある・・・
小野さんの考え方はぜひマネしたい、「小さなきっかけ」から「やる前提思考」になるのは非常にいい
また「ゴールの再認識」はいろいろなシーンで使えそう
濱口さん・高須賀さんが愛がないと言われてはるのはトリックが見えてしまうからか?
濱口さんの話は2011年のこの会で初めて聞いたが、いつも興味深い
アンドロイド・ゲームデザイン・コンセプトデザイン・ソフトウェア、いずれであっても本質に近いところを突き詰めていくと重なる部分が多い。昨年のこの会でも同じようなことを感じたが