スマートスピーカー(AIスピーカー)で、いい使い方ができないかとヒントを求めて以下のイベントに参加。
以下は気づきや印象的だった点などまとめ(聞いたことと私見が混ざってるが)。
・音声UIが向きそうなシチュエーション
-手が離せない(離さずにやりたい)→車やバイクの運転中、工場、高所
-動けない(動きたくない)→病気、寝る前にベッドに入ったとき
-操作が複雑なものを簡略化→いくつか順番にボタン押下しないといけないとか
・観光情報を教えてくれるアプリとか→マネタイズをどう考えるか、スマートスピーカーでも音声でのやりとり自体でお金を取るのは難しそう、その後のアクションでどうひもづけるか
・音声は入力にはいいが出力にはしんどいか、amazon echo show のようにディスプレイがつくとまただいぶ違う(個人的にはまだ使ったことがないので試してみたい)
・amazon/Google/LINEのいずれのスピーカーであっても認識はまだまだよくなさそう、また子どもの声や周囲の雑音には弱い、ただ音声認識エンジンとしては子どもの声に強いものもあるそう、スマートスピーカーもこれからよくなるだろうと期待
・NTTの持つ音声認識技術は非常に高い、オープン化に期待
・自分は Google Home しか持ってないのでそういうことがないが、LINE clova は自分から話すことがある(pushしてくる)
・質問する側が答えを持ってないときに対話しながら気付かせる、というのは音声UIならではのいい用途かも。ちなみに家電であればレシピ相談といった対話型のものもある、対象が限定されるのでまだ実現しやすいらしい。個人的にはこの用途は発展がありそうな気がする
・家電のAPIは公開されてほしい、ソフト側から組みにいける
・家電メーカの方の話を聞いて、ハードベンダ側の視点はソフトベンダ側とはだいぶ違うことをあらためて感じたが、ソフト側の視点ではハードは input/output のための edge とみてしまう
・ロボホンなど動きがあると愛着があって許せる部分がある、逆に優秀すぎる(気がききすぎる)と気持ち悪い・うっとしい、見た目(幼いとかかわいいとか)と期待値が一致していると許されるかも
・「冷蔵庫に話しかけるとは思えない」という話があったが、スマホも言ってしまえばただの板とも言える、向こうに人がいると思えれば許せるのではないかと(全部AIではなく人が相手することもあるとか)。コールセンターのAI対応の話も同様か、ただAIだと気づかれると怒られそうな気はする
・認知症の人が同じ話を何度もするのをpepperであれば何度でも聞ける、という話も