TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

(株)クエステトラに所属、ITエンジニア、テニス好き、地域のお手伝いをいろいろ、@tsuyoshikusaka

20181020 Umeda Voice UI meetup に参加しました

Umeda Voice UI meetup に参加してきました。

connpass.com

ハッシュタグは #umedavui

#umedavui - Twitter Search

ちょうどいま Google Home 向けアプリを作っているので、参考になればと。

以下は印象的だった点などメモ。

VUIによるアクセシビリティ向上を考える 金谷拓哉さん(神戸デジタル・ラボ)

※先日のデブサミ関西で発表されていた内容を少し絞った内容。
 デブサミ関西のときのまとめは以下

20180928 Developers Summit 2018 KANSAI に参加して - TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

・視覚障がい者の課題
スマホは使える
バス降車の際にボタンの位置がわからない、届かない→スマホからの音声指示で降車ボタンを押せるように
ボタンを押す装置を1つつければいいので導入敷居低い、バス会社に実証実験の提案中
(どのバスからの指示かはどう区別している?同じWiFi内かどうか?質問のタイミングを逃した・・・)

・券売機のケース
水族館のコンサルの方のお話
券を売るの券売機と人どちらがいいか実は券売機を入れると余計に時間かかるらしい、わからない人のフォローが必要で混雑すると
人が話すのは究極のインタフェース、VUIで何かできるかも?(考えるのはまだ)
(人件費も考えつつ、慣れている人もいるような場所であれば併用がベストなのかも)

QA
・バス内にWiFi必要?
→Y、WiFiはすでに搭載されていることが多い、バスロケーションの仕組みとかで料金箱内にある
・ボタン押さずに直接通知しては?
→運転手さんは忙しいので今ある環境に乗せたかった
・知的障がい者向けに何かコンセプトあれば
→視覚障がい者の件も当事者と会ったことなかった、ニーズ指向でまずは話を聞くべきか
知的障がい者の場合は10人に3人がつくかまってほしいケース多い、スピーカーで相手できなくないが楽しさが・・・
・音声解釈はAWSでもできると思うがGoogleでしたのは?
→好きというのもある、組みやすさも
(具体的に役に立ってる事例があるのがすばらしい)

Voice UIとエンターテイメント コバヤシトールさん(VoiceAppLab)

京都、フリーランスUXデザインなどが専門で音声UXデザイナーとして
VoiceAppLab はクリエイターユニット
エンタメ系、生活習慣系アプリなどリリースされている

voiceapp-lab.com

代表的なアプリは「キャプテン九九」「はみがきくん」「ゾンビのまち」など

Google Homeのアプリ「キャプテン九九 」で出来ること&使い方|SmartHacks DataBank
(九九のアプリはうちの子どもに試させてみた、最後まで聞いてたのでまずまずよかったのかも)

娯楽、Entertain→もてなす
スマホとスマートスピーカ比較
場所:ポケット/リビング・寝室・車
使い方:メール・SNS・ゲーム/天気・時間・タイマー
だれ:持ち主/子ども・大人・シニア

・小中学生向け
音だけで格闘ゲーム
格闘ゲームの3要素、打撃・守る・投げる→ジャンケンに
「ボイスカンフー」
https://smarthacks.jp/db/7999/
1万ユーザ、平均20発話
田中さんtweet
ボイスカンフーはSSMLとAudio Playを駆使して作られていそうです
https://twitter.com/yoichiro/status/1053510330448470017
https://developers.google.com/actions/reference/ssml

・シニア向け
「記憶の旅」
https://smarthacks.jp/db/18230/
今の年齢を聞いて、何歳のときに行きたいか内容はwikipediaからひっぱってる
そもそもシニアの声をなかなか聞き取れないのが難点・・・

・大人向け
サウンド小説
LINE Clova + bot「ゾンビのまち」
Clova=電話に見立てて、地図をLINEにリアルタイム送付
強制的に5分待たせるとか、ちょっとずつ次の日も遊んでもらえる工夫も
(エンタメやゲームの UI は工夫のレベルが違う)

まとめ
・デバイスの特徴いかす
・年齢層・ターゲットにあわせて
サウンドの強み、見えないことの強み(音作るのはあまり手かからないそう)
(音声だけでも思った以上のところまでできることを感じさせられた)

Googleアシスタントがもたらす次世代インターネット 田中 洋一郎さん(GDE)

speakerdeck.com

speakerdeck.com

Google Develoer Expert(Assistant, web)
Google Home のことを調べていると田中さんのブログに行きつくことが多い)

Assistant developer community japan にぜひ参加してと

groups.google.com

Assistant登場から27か月、5億台(Androidスマホ含む)
Google Home Hubはアメリカではまもなく、日本まだ
Nissan車にも
スマートウォッチで手首にGoogle Home
なぜいろんなデバイスに入れるか
1日の行動をカバー、場所によって適したデバイス違う、視覚情報がほしいこともある

コロンビア事例6000913、電話でAssistantと話できる、myline、ネットなくてもassistant使える
(これはデブサミでも聞いたがすばらしい)

アクションは会話型/スマートスピーカ向けの2種
Dialogflowはテキスト文から温度などをき出すCodeLabあり
お金もうけを考えると、ユーザ認証・決済
認証はnew signinだけ、決済はややこしい
今後はアプリを選択してから使うではなく検索されたものからアプリ選択(App Action)にいかにその候補にのせられるかが勝負
AMPで書いておくとActionにしやすいらしい

Google Home Hubにはカメラがついてないリビングに置くもの、
ずっと映すのはどうか、となくしたとのこと
スマートホームのセンターコンソールを想定、いま寝室の温度がどうとか

以下、VUI全般のお話

デザインチェックリストあり

デザイン チェックリスト  |  Actions on Google  |  Google Developers

コールセンターみたいにユーザに"1"と言わせたら負け
審査前に確認してもらうためのもの
(これが一番印象的)
Conversation design(英語)もかなりいいhttps://developers.google.com/actions/design/
https://robotstart.info/2018/05/03/google-conversation-design.html
Alexa のも
https://developer.amazon.com/ja/designing-for-voice/
まず脚本(app/userのセリフ)を作ることが大事
冗長でもいろんなケースを考える、いなくなることも
会話として、スピーカーの向こうに人がいると思えるか
長すぎると切られる、短いとわからない
脚本のテストは Google Home 役を人にやってもらうのがいい
(いきなり Intent の設計をしてしまうが、それでは確かにだめ。ただ、そう考えると Google Sheets から Dialogflow の設定が落とせたらいいなあとか考える・・・)

学習向けVUIコンテンツ 矢野浩二朗(大阪工業大学

生物系の教員、VR教育コンテンツ研究開発、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)つけて移動

「SlidesGo」
講義の内容をアバタがしゃべる
録るのもHMDかけて広いところでしゃべる感じにする方がいい

ハリウッドで360カメラで撮った画像をVR
Unityちゃんがしゃべるが会話一方的しかできず・・・

・英語学習用VRの課題
ユーザが主導権持てない?VR外でも練習できない?
AIキャラクタとVRではHMD、Realではスマートスピーカーでやりとり?

スマートスピーカーで語学学習できるもの
聞くだけ、オウム返し、一問一答
多言語認識・切替は難しい
会話型では My Berlitz Coach はよくできてる

「SpeakDiary」(www.SpeakDiary.fun)
Google Home 英語版アプリで登録サイトあり、プレイヤ側から話す、日本語はmp3でGCPあげてSSMLから
規定さえ満たしてたらアプリ審査あっさり通った
(技術系の人でなくてもここまでできるのがすごい)

スマートスピーカースキル開発について 高馬宏典さん(アイエンター)

カーリング日本代表の社員もいる、カーリング支援ツール開発やドラマのECサイトのアプリ監修

セッションとしては、スキル開発の基本的な話が多かった
日本語認識性能 Home>Alexa>Clova
ディスプレイつきスマートスピーカも各社から、Google以外はカメラつき
APL(Alexa Presentation Language)
スキル数はAlexa1200、Google550ぐらいインストールの概念がない

・開発環境
Google はわかるので割愛
Amazon Developer, Alexa Skills Kit, Lambda
LINE Developer, Clova Extension Kit

審査は2-3日、それぞれオリジナルTシャツもらえるキャンペーンあり

・構成
Google Intent,Entity,Fulfillment
Alexa Intent,Slot,Endpoint
Clova Intent,Slot,Extension

アプリ終わらせる言いまわし、たくさん入れておく

NodeRED と Dialogflowでライブコーディング
NodeREDではhttpリクエスト受けてjson返すだけ
(Questetra BPM Suite のメッセージ開始イベントで以前に試したことがあるが、それと同じか、何でjsonを返すかが違うだけ)

 

全体の中では、田中さんの言われていた 「コールセンターみたいに"1"とか言わせたら負け」というのが一番印象に残った。短いやり取りのアプリ想定だが脚本を書いてみようと思う。

20180928 Developers Summit 2018 KANSAI に参加して

Developers Summit 2018 KANSAI に参加した。デブサミは初めての参加。
いろいろ今後に活かせそうな情報が得られた。

event.shoeisha.jp

f:id:tk_4dd:20180928234643j:plain

 

ハッシュタグは #devsumi

twitter.com

また、会場ごとのは #devsumiA #devsumiB #devsumiC

少し規模の大き目の勉強会という感じ、展示ブースも6-7ほどあり。
一番大きいA会場で130名ぐらい、事前エントリーは700名弱とのこと。
奥の休憩ラウンジは6人がけ×6テーブル。
出版社が主催で、スポンサーもついているので、お茶やお水は配布あり。昼食もあり。
各会場の前の方にテーブル席があり、右手は関係者席だったが、左手は誰でもOK。そこが見やすくて、また遅れて入った場合でも結構あいててよかった。はじめはなんとなく座りにくかったが、途中から気にしないことにした。

以下は各セッションで印象的だった点などメモ。


▼【A-1】 「モノタロウAIストア」のひみつ。

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1800/

f:id:tk_4dd:20180928234703j:plain

以前に参加させていただいたモノタロウさんの TechTalk で開発部分は聞いていた部分があったが、今回はその手前の UX デザインの話が聞けてとてもよかった
------------------------------
なぜ無人店舗なのか?

そもそも顧客の期待→品揃え、価格、納期
特に納期
現場で旧に足りないことが判明した部材を補うとか

UXタイムライン

f:id:tk_4dd:20180928234733j:plain

そのUXを受ける側の人が同一でない可能性
悪い経験が組織内で共有する可能性の考慮まで

さらに改善するために
倉庫の生産性アップ・倉庫の数増やす・時間指定などのサービスレベル向上→重たい
近くに在庫がある状況に・小さい倉庫ならまだ増やしやすい・そもそも運ばないように→小さな実店舗
ただ、ホームセンターと戦うつもりはない、Webとの連携・なるべく人を介さない

UXデザイン視点
物理店舗とWebの違い
ケガをする可能性、万引き・悪意なく支払ミス→安心安全でストレスないことが重要

後半は開発の話
リソースの制約と納期の制約から
スマホアプリは作らない、既存システムの活用(店舗を倉庫に見立てることでうまく流用)

半年運用してまだまだ課題あり
玄関で滞留(スマホアプリインスト、会員登録)、決済手段追加、営業時間短いなど
スマホ操作してリアルのバスケットに商品入れ忘れも結構ある
------------------------------


▼【B-2】 B2Bクラウドサービスをゼロから立ち上げて、利用社数が1000社を超えるまでの道のり

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1808/

f:id:tk_4dd:20180928234749j:plain

うちと同じクラウドサービスベンダの話ということで、興味深かった
------------------------------
3人で創業
問合せ管理のクラウドサービス Re:lation
機能追加しつつ機械学習の研究やUI刷新も

機械学習は、過去メールと利用テンプレートから新問合せ受信時にテンプレートを推薦するところで活用

Minimum Viable Product 最小限リリースしてフィードバックもらう
ただ機能少なすぎると印象が悪い、多すぎると時間かかる
要望をどこまで受け入れるか、ポリシーに反しないか・複数顧客望むか・3人で議論

ついつい機能追加に時間をあててしまうので、パフォーマンスチューニングしかしない期間を設定
------------------------------


▼【A-3】 今日から始める機械学習はてなの事例~

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1802/

f:id:tk_4dd:20180928234806j:plain

機械学習について、軽いものならすぐにでもできそう思えた。早速やってみようと思う
------------------------------
機械学習の分類
教師あり学習:テキスト分類、物体認識、機械翻訳
教師なし学習クラスタリング、異常検知
強化学習:AlphaGo、自動運転

適用サイクル
Model, Annotate, Train, Test, Evaluate, Revise
ゴール設定、ラベリング、学習、評価データで予測、性能評価、方針いいか検討
https://www.researchgate.net/figure/The-MATTER-Development-Life-Cycle_fig2_262396657

利用例1 自社サービス Mackerel に関する tweet をひろう
正規表現だとはずせない食事関連などを除外(サービス名が魚の名称ということもあり)
学習は数百件、数分で
線形分類器(重み足し算)

利用例2 Mackerel の異常検知
教師ない学習、ガウス分布
発生確率の低い事象を異常とみなす、時間帯や休日考慮して複数考慮
ただ特徴量入れすぎると誤検知増える
難しいケースはあきらめる

機械学習の教材
・kaggle 公開データあり、社外の人とディスカッションできる、参考にできるケースあり
・kaggler-ja slack
・Machine Learning meetup kansai
------------------------------


▼【C-4】 GCPを始めてみよう -Webアプリケーションの作り方

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1817/

f:id:tk_4dd:20180928234858j:plain

広く浅い話でちょっと期待とは違った、言い換えると自分がターゲットではなかったか
また他は技術勉強会的な発表だったが、これだけはセミナーの営業プレゼン的な感じだったのも個人的には残念
------------------------------
webフロントエンド→functions, GAE, kubernetes, GCE
バックエンドdb→インメモリ、NoSQL、リレーショナル

FaaS 認証を分けたい場合に、1プロジェクトで複数リージョン可
Firestore リアルタイム
Spanner グローバル整合性
------------------------------


▼【A-5】 VUIで未来をはじめる

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1804/

f:id:tk_4dd:20180928235040j:plain

speakerdeck.com

VUI は自分もいろいろ取り組んでいるのと、Google Apps Script の活用の話もあり、自分の関心とドンピシャ。講演後に質問にいって、いろいろ教えていただけた
------------------------------

f:id:tk_4dd:20180928235212j:plain

Google Home でカンタンなクイズアプリ(後で聞いたら Actions on Google のテンプレート活用とのこと)

Fulfillment は GAS 経由で Google Sheets や slack に投げる(後で聞いたら、やはり応答のセリフは今 GAS では返せないとのこと)

スマートスピーカーだけで就活ブース出してみたが、人が来てくれない・・・

視覚障がい者の課題
・複数路線くるとこでどれかわからない
・待ってること気づいてもらえない
・降車ボタンわからない
スマホで音声経由でボタン押す

まとめ
・ユーザの興味関心の収集にはいい、マネタイズは難しいか
・日常のちょっとした手間の解決、子ども抱きながら指示とか
視覚障害アクセシビリティ

スマートスピーカーだけでなくいろいろなデバイス(スマートグラス、イヤホンなど)で使える

f:id:tk_4dd:20180928235228j:plain

------------------------------


▼【A-6】 ゲーミフィケーションエバンジェリストが説く、アプリ開発で見落としがちな「おもてなし」とは~面白さを伝える × 面白く魅せる~

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1805/

f:id:tk_4dd:20180928235054j:plain

ゲーミフィケーションの話は以前に聞いたことがあったが、あらためて自社サービスに活かせる部分があると感じた
またプレゼンとして、つかみも途中の関心のひき方(スマホを使ったリアルタイムアンケート menti.com)もかなりよかったのと資料もわかりやすかった
------------------------------
まず画像3つ見せて、頭の中で勝手にルール作ってませんか?と

おもてなし ゲームはなくてもいいのでどう手にとってもらえるか
ゲーミフィケーション 課題・報酬・交流
10要素

f:id:tk_4dd:20180928235146j:plain

中でも2大要素は平均ユーザレベルとファーストキャッチ

・平均ユーザレベル
ハンバーガーアイコンが通じるかどうか、ユーザをどう設定するかによる
会話の中で「ユーザ」と言わず(対象がおばあさんなら)「おばあさん」とか「○○さん」と言うとよい

・ファーストキャッチ
つかみのこと、160秒以内
はじめは知識も愛着もゼロ、ダブルゼロ
基本的な使い方と魅了を伝えて使い続ける選択をさせる

f:id:tk_4dd:20180928235320j:plain

体験+ここで終わったらもったいないと思わせる、ポイント渡すとか

f:id:tk_4dd:20180928235411j:plain

f:id:tk_4dd:20180928235430j:plain

------------------------------


▼【A-7】 未来のために技術力を使おう―子ども向けプログラミング道場「CoderDojo」の急成長の理由

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1806/

f:id:tk_4dd:20180928235129j:plain

CoderDojo には一度子どもと参加させていただいたこともあり、また活動としても関心があったので、かなり興味深かった
毎月継続的に活動されている Dojo はすごいと思う。
------------------------------
201212から西宮で開始、以前は申込みがゼロ件のときも・・・

参加無料で、メンターはボランティア
会場費や経費は寄付か募金

子どもが作りたいものをサポート

企業支援等を受ける窓口として一般社団法人を3人で作った
法人は各 Dojo の上にいるのではなくそれらとは並列でフラット

2011年にアイルランドで始まって95か国・1860 Dojos、国内は40都道府県・150 ActiveDojos、近畿は33 Dojos

f:id:tk_4dd:20180928235723j:plain

日本は世界で5番目に多い、急速に増えてる

守るべきルールはシンプル、申込みも Web から、その後英語メールでやりとり
立ち上げ方のページもあり https://coderdojo.jp/kata

会場費も取らない、これはとても重要なポリシー
有料の教室との差別化点であり共感してファン(支援者)が増える

scratch だけでなく、mit app inventor(Androidアプリ作れる)や micro:bit(電子部品)等も

scratch は書籍たくさんあるのでネタには困らない

Dojo ごとの特色もあり
電子工作するところや、ワークショップがあるところや、scratch ではなく言語だけのところ

大人もいろいろ学べる、刺激をもらえる
これをきっかけに転職した人やグローバルなつながりができたり
いろいろなIT勉強会のような宗教(ベンダや言語の偏り)がないのもいい
------------------------------

 

20180924 DevFest Kyoto 2018 に参加

先日 GDG 主催の DevFest Kyoto 2018 にスタッフとして参加させていただきました。

gdgkyoto.connpass.com

 

togetterは以下。

togetter.com


Google 関連というゆるい縛りなのでテーマが多岐に渡る。20分ずつなので、広く浅くという感じ。

以下メモ。

Tensor Processing Units (TPU) マーティン ゴルナーさん (Google)

学習をさせる際に TPU が GPU より優れていることはよくわかった
※英語でのプレゼンだったので細かいところはわからず・・・


▼ What’s BigQuery and BQML! BigQuery全体な感じとBQMLについて 中村悟さん (Google Developer Expert)

クエリをたたかなければ課金されないので BigQuery をストレージがわりにする例もあるのだとか
コストを抑えるにはクエリがかかる範囲を抑えるような考慮が必要


Lisp-Koans で学ぶ Common Lisp 油谷知岐さん (関西Lispユーザ会)

www.slideshare.net

Lisp について名前ぐらいは知っていたが、詳細は知らなかった
ルンバのプログラムに使われているのとかは驚いた
Koan という学習の仕組みについても初めて知った。意外なところで禅の用語が使われている


Google Home ぼちぼち一年 - やってみたこと、わかってきたこと - 山本純さん (KyotoGAS)

docs.google.com

今回は GAS に全くからまないが、うちのコミュニティからの発表
一番笑いがとれた発表だったと思う。内容的にもわかりやすかった


▼ Flutter と Firebase でサービスを作ろう Firestore を使った Slack みたいなチャットサービスの作成 兼高理恵さん (WTM京都 兼 GDG京都 )

let_is_create_service_by_flutter_and_firebase.pdf - Google ドライブ

Flutter だとスマホアプリを作るのが楽っぽい
ただ Firebase と連携させるのにはいろいろ設定が必要だった模様


▼ AndroidThings の user space driver について 久保田拓也さん (GDG京都)

docs.google.com

mui のメインボードを AndroidThings に変えるという話
問題があって User space driver を使わずに対応することになったと
AndroidThings 向けボードはまだ初期段階なのでいろいろ苦労がある模様


▼ Next SF と Next Tokyo で登壇したマシンラーニングの話(予定) Minori MATSUDAさん(GCPUG京都)

見た目におもしろいデモがいくつか
通販の商品画像を教師なし学習で次元減らしていくと個々が寄っていってグルーピングされる
Word2Vec で近い言語を導き出して、テイストを理解したリコメンデーション
「カワイイ」を学習させて数値化して逆に作り出す(「カワイイ」は主観的だと思うがどう定義してどう使うのか、難しそう)
どのように実用面で活用されているのかをあらためて詳しく伺いたい

CoderDojo 長岡京に参加させていただいて

先日「CoderDojo長岡京 -小中学生のためのプログラミング道場- 42回目」に参加させていただいた。

coderdojo-nagaokakyo.doorkeeper.jp

小学生の子どもが2人いて、どちらも Scratch を少し触らせたことがあって、興味がありそうだったのと、どんな風に実施されているのかを見てみたい、ということもあり。

 

勉強会のタイムテーブル
・初めに自己紹介と(決まっていれば)今日作る予定のものを発表。
・そこからは各自でプログラミング。途中休憩をはさみつつ、1.5時間ほどしたら発表タイム。
・希望者のみ発表を行う。今回は20名中5-6名が発表。
・発表の後は30分ほどは希望すれば続きができる。

 

ルールはシンプル
・ともだちのプログラミングのじゃまをしない
・ともだちのはっぴょうはしずかにきく

 

プログラミングするものとしては
Scratch が多く、8x9craft(マインクラフト)が4-5名、中には Unity や Python を使う子どももいた。

 

初めての子は手厚くフォローいただき、常連の子は質問したときにフォローする感じ。
聞いたところによると、参加者は常連が多く、新しい子が1-2割程度。中学生になると来なくなるケースが多いのだとか。クラブ活動とかで忙しくなるから?確かに参加していた子の中に中学生はいなかったような気がする。

 

上の子は本に沿って Scratch でかわいらしいピアノを作成。マンツーマンで教えていただいた。下の子はグズってしまって自分ではやらず、途中までは上の子のを見ていたが、結局は途中離脱・・・

終わった後、上の子はすごい疲れたが続きをやりたい、ということで使ってはった本を購入。また下の子はプログラミング自体は興味があるようで、家に帰ってから Scratch を触っていた・・・でもあういう場はやはり大事で、場があるからこそ集中してできてたように思う。

 

何はともあれ、良いきっかけを与えていただいたので、それぞれ少しずつ触らせていこうかと。またタイミングあえば、再度参加もさせていただきたいと思う。

 

あと、自分でも教える側ができたりするものだろうかと、運営する側も意識して見ていたが、20人ぐらいの子どもに対して、7-8名の大人がフォロー。
毎月開催されているということで、なかなか大変ではないかと思った。

20180831 Geeks Who Drink in Kyoto に参加して

ヌーラボさんで開催された Geeks Who Drink in Kyoto に参加させていただきました。
nulab.connpass.com

f:id:tk_4dd:20180831185615j:plain

初めて聞くイベントだったのですが、ヌーラボさんが東京と福岡では何回かされているとのこと。
以下、各セッションで印象的だったことやキーワードなどメモ。


ハカルス 菊本さん

CHO(Chief Health Officer)室の方で、自社で毎日トレーニング、マインドフルネスを実施。
→その場でもいくつかトレーニングを実施。ITの勉強会で太ももに負荷がかかるとは思ってなかったので新鮮。

 


ヌーラボ 金さん

資料はこちら

speakerdeck.com

チームビルディングのためにゴール共有・お互いを知ることが大事、後者のためにDIY研修

その1:イベント(超交流会)で配布する手ぬぐいの手染め
ポイント:誰も知らないことを題材にする、みんなで手探り

その2:新事務所作り(元呉服屋さんをリノベ)
ポイント:ライブ感を大事に思いつきを盛り込む

その3:段ボール茶室を海外から来た社員とともに作成
ポイント:チーム分ける

相手の性格や考え方が見える、とのこと。

DIY研修は非常に楽しそう。また相手の特性を知ることはチームとして仕事していくのにかなりよさそう。
あとこれはITのチーム意外でも適用できそう。

NOTA 洛西さん

自社サービスを使って発表された。

scrapbox.io

リアルタイムで他の方でも書き込みができる、とういことで発表中にページが挿入されるトラブルが・・・操作ミスだったようですが。

最初のプロダクトは「紙copi」、お金はオンラインからふってくるものだと思った。

・社員の雇用
雇う前からWeb上で丁寧にサポートしてくれてた人を最初に雇った。
カスタマサポート「みけさん」、雇ってみたら埼玉県の男性だった・・・
そういう人は面接がいらない。

・過去のリモートワークでの失敗
Skypeビデオ会議でつなぎっぱなし、イライラが・・・
国外とで時差があるとどちらかが睡眠時間を削る・・・
オフィスをバーチャル再現する考えは捨てた。

会話の結果を議事録に落とすのではなく、Scrapbox に書いて会話で補足する。
ネットワーク構造なので好きに書ける、と。
例えば「泥酔指向デザイン」(泥酔している人でも扱えるデザイン)という話からまじめな話に・・・
人とは違うなあと思っても、自分が未来を生きてると思う。

Evernote に限界を感じていたので Scrapbox を試してみようと思う。
また後の懇親会で話したが、プロダクトの機能はどんどん削る(もしくは隠す)、と。使いやすさを追求するとそうなるのか、と。

ハカルス 染田さん

資料はこちら

speakerdeck.com

ハカルスさんの行動規範

・仕事がつまらないのは自分のせい、面白い仕事は自分で作る
テンション高く仕事する、気持ちのよい道具をつかう、コミュニケーションを楽しく

・日本だけにこだわるな、世界を相手に
英語は日用言語、英語で OSS 公開、ロシアからプルリクも来た。海外コミュニティにも飛び込む

・よそはよそ、うちはうち
ディープラーニング」ではなく「スパースモデリング

ベンチャーの文化とは
・一人一人が文化の担い手
・ベストプラクティスから学び、でも違うこともする勇気ももつ
・ユニークである、と言い続ける

→行動規範がすばらしいと思う。また発表をよくされているのでまとめがうまい

はてな 粕谷さん

テーマは「Mackerel200週連続リリースの舞台裏」

・連続リリースとは?
バグフィックスやメンテナンスリリースは含めない、年末やお盆やGWは除外

・チーム構成は
 プロダクトオーナー/ディレクター/エンジニア/デザイナ/CRE/翻訳
で、粕谷さんの立場はディレクター
エンジニア5-8名、デザイナ1-2名という小規模なチームでそれだけのリリースをこなしているのがすごい

バックログに対して100%稼働じゃなく、20-30%余力残るようにして、そこでリファクタリングや改善などができる。マイクロマネジメントは絶対だめ

9月のデブサミ関西での発表の短縮版とのこと

→ある程度のスキルを持ったメンバのチームであれば、自由度を持たせてマネージャーは障害を取り除くことを重視するのがいいと私も思う

ギルドワークス 中村さん

テーマは「チームで活動する時に行う3つのこと」

ミッション:正しいものを正しく作る
価値:越境

・タックマンモデル
形成期/混乱期/統一期/機能期
途中をとばすとうまくいかない、遠慮して混乱期をとばすとパフォーマンス出ない、安易に人を足すとステージが戻る、人が抜けたときに単純に足されるのはステージが戻るのでむしろ困る

立ち向かう「相手」、「仲間」、「歩み方」

インセプションデッキ
全員でやる、アップデートする、10つのQ
期待のすりあわせ、進める指針の共通認識、なんのためにやってるかわかる

ドラッカー風エクササイズ
4つのQ(得意、どういう風、価値、期待)具体的には業務スタイルが早朝/休日でもOKとか、家族大事/新技術とか
期待成果わかる、何を成果として期待するか伝えられる、いいチームに

・WorkingAgreement
しばるためじゃなく生産性高めるため
ペア以上で作業、warning残さない、わからないことはその場できく
価値観や規範に対する期待がすりあった状態、新しい人とけ込みやすい

→時間が短かったのでかなり駆け足での説明。各キーワードについては後で確認する。
これもITのチーム以外でも適用できそう。

 

チームで仕事をする場合のパフォーマンスを高めるためのヒントがたくさんあった。1つでも取り入れて変えていきたい。

 

以下にも資料や関連リンクがあります。

nulab.connpass.com

「JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ) 京都 Vol.5」に参加して

eventregist.com

togetterはこちら

togetter.com

参加者は登壇者を含め13名。初めて参加された方は多分3-4名だったかと。
会場ははてなさん。うちの会社と同じビルなので参加しやすかった。

印象に残った点など。


Stripe アップデート(stripe 小島さん)

新サービス「Issuing」についての話題がかなり盛り上がった。
非常に可能性を感じるサービスで、これを使ったすごいサービスが出てきそう。懇親会でも話題になった

・クレジットカードの発行者になれるサービス
・purchasing cards という購入目的が決まったカードを発行できる
 AWS支払専用とかガソリン購入専用とか、不正利用が起きにくいので審査が容易
 Uber eats の配達員に飲食店での支払専用に使わせることなどもできる
 はてなさんが Mackerel 専用カードを作ったりもできる、実際にコーポレートカード持っていないお客様で困ることもある
・クレジット決済手数料3.6%のうちの一部はカード発行者に来る、それを元に割引もできるか
アメリカでこれからベータリリース、日本のリリースは未定
・カードは VISA ブランドになる
・バーチャルカード発行もできる

 

アツい! Stripe Sigma(NOTA 秋山さん)

発表資料は以下

scrapbox.io

・自社の決済では Stripe と PayPal 併用されている、ドイツ人はクレカ嫌がるため、PayPal も併用とのこと

SigmaSQL で Stripe 検索できる分析基盤
・前月の決済回数で金額決まる、手数料シミュレーションもある
・WebIDE なのにコードアシストもしてくれる

メリット
・何回 SQL 発行しても同一料金
csv ダウンロード可
・read 権限のみなので開発以外のメンバにも権限渡せる
・定期実行結果を webhook に投げられる
・前処理に3日かかる→おそらく3日前の DB 見てる、マンスリーレポートは3,4日後に実行すべき

秋山さんのおすすめは、webhook 先を Google Sheets にして、sigma でおおまか集計・表作成は sheets と役割を分ける使い方

MRR の解像度が上がって、通貨別でどれが売れているか等がわかるようになったとのこと


スマホアプリでのStripe決済(株式会社CI 前田さん)

発表資料は以下

speakerdeck.com

・EC サイトの決済をそのままスマホに使えるか?と調査

・アプリ内購入(in app purchase)で、アプリに影響与えるもの(ガチャとか)は AppleGoogleAPI での実装が必須、手数料3割取られるが・・・
 逆に影響与えないものなら stripe 等外部のもので対応可

・React Native で stripe 決済を実現、stripe 公式ドキュメントに情報あり
 iOS/Android 向けでメソッド別だった部分があったが統合されてた。ドキュメントでは未反映だったが、git にソースあり

t.co


Stripe で JCB(株式会社デジタルキューブ 岡本さん)

7月の大阪のユーザ会で発表された内容

QA
JCB対応した甲斐あった?→まだ件数は少ない・・・
・既存で JCB 対応していても移行時に再審査あり?→Y
・ユーザ層が若いと「おさいふ Ponta」とか JCB が多い、「おさいふ Ponta」はプリペイドだがクレカ扱いになるとのこと
・申請してしばらく置いといても大丈夫?→OK、申請時に想定サービスは記載要、またアカウントごとに審査あり
・自社がすでに JCB 申込みしているかどうかダッシュボードでわかる?→別途確認
・対応済みかどうかは JCB のテストカードが通るかどうかでチェックした、とのこと


飛び込みLT 決済サービス移行大作戦(はてな 粕谷さん)

・もともと利用していた決済サービスが2017/4で終了ということで移行

対応されたこと
・新サービス申込み、特商法の記載見直し
・新決済サービス向け実装
・顧客データ移行、手元にない→決済サービス同士で移管の仕組みあり
切替
・旧決済サービス実装削除

サイトの対応詳細
・新規登録は新 API に向ける
・旧 API で登録された分の更新処理だけを移行中は止める、実際に止めたのは1-2日
・移行が終わったら更新を新 API 向けにして動線復帰

・だいたい2016/12~2017/3で対応された、とのこと

QA
・トラブルなどは?→トークンは新しくなるが顧客 id はそのまま移行できた、DB パッチもなくトラブルはなかった
・業者間でデータ移行できるもの?→今回のケースは移行先としては儲け時だったので特別対応だった可能性あり

 

 

全体を通して、Issuing の今後の動向が非常に気になる。
あと、新規参加者のことを考えると、もう少し初心者向けの内容もあるとベターだったかも

「青少年いいねっと京(みやこ)フォーラム」を観覧して

「青少年いいねっと京(みやこ)フォーラム」に子どもが参加させていただいていたので、事前学習会とフォーラム本番を観覧させていただいた。

f:id:tk_4dd:20180802182936j:plain

主催は「オール京都で子どもを守るインターネット利用対策協議会」とあるが、実質は京都府教育委員会・警察本部が開催されたもの。

テーマは、スマホおよびインターネット利用について。
ただリスクがあるから禁止する、というのではなく、メリット・デメリットがあるものをどううまく使いこなすかを考えさせるもの。
※ある意味「火」「刃物」「車」とかと同じか

会としては、いろんな地域の小学生~高校生が参加して、グループ分かれる。
まずはアイスブレイク(全力ハイタッチほか)で雰囲気をほぐす。
結構ここに時間をかけていた。それだけ重要ということかと。

インプットはいくつかのアンケートの結果。
どのくらいの学年・性別でどのくらいのスマホ所持率・インターネット接続率なのか、ゲームの課金をしている率や実際にネットで知り合った人に会った率など。

それを踏まえてスマホ良い面・悪い面を議論しながら整理。
そこから標語・CM動画・ポスター・LINEスタンプというアウトプットにつなげる、というもの。

フォーラムでは大人と子どものパネルディスカッションもあり、子どもからのなるほどと思う意見がいくつもあった。

大人にとっても、子どもにとっても、なかなかない機会で非常によかったと思う。


さて、パネルディスカッションで印象的だったのは以下。

・実際の生活ではあまりほめてもらえなくても、ネットだといい点が取れたり、ほめてもらえる
 だからハマってしまう、と

・最近の高校生とかはinstagramでナイトプールの写真を上げたりして、そういう写真を出すことに慣れてしまっている
 だから自画撮り写真を恋人に要求されると出してしまうのではないか、と

・こういう話は遠い年齢からだと伝わらないので、学年の上の子が下の子に伝えるのがいいのではないか
 小学生5年ぐらいから聞いておくべきではないか、と

・高校生が作成した啓蒙動画も発表されたが、その着眼点がすばらしかった
 自画撮り画像を送るのをやめる、というよくある視点ではなく、要求する側が法的に罰せられる、ということを伝える内容

・学力テストのデータで、得点が高かったのはスマホ利用が 1h以下→2h以下→0h→3h以下→4h以上 と必ずしも利用量に比例しなかった
 その分析として、1hぐらいで自分で止められる子が成績がいいのではないか、と


また、フォーラムの最後の方で、この子どもたちをほめてください、観覧者3人まで、というのがあった。
その場ではなかなか思いつかなくて挙手しなかったが、以下のようなことを伝えられるとよかったか。

・見ず知らずで、学年も性別も住む地域も異なる子どもらが集まって、議論して意見をまとめて、標語・CM動画・ポスター・LINEスタンプというアウトプットを作る、すごいことだと思う

ファシリテーションをされた先生や大学生のボランティアあってこそなのは間違いないが、力を引き出すということをされたのであって、引き出される力を持っていたのは参加した子どもたち

・ITの勉強会では「勉強になりました」は敗北の言葉と言われているが、ただ知識として身についたで終わるのではなく、まずは身近な人にこのことを伝えるという小さなアクションでもいいので、行動を起こしてほしい、それができると思う


あと、今回のイベントを見て、あらためて教育というのは難しいと感じた。
今回参加した子どもたちは、おそらく意識の高い方で、比較的に真面目なタイプの人が多かったと思う。
一方で強く伝えたい相手としては、むしろどちらかというとそうではない子どもたちのはず。
でも全員に同じ濃度で落とし込むことはできないので、まずは落とし込める人から落とし込んで、そこからどう広げていくか、ということかと。