TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

(株)クエステトラに所属、ITエンジニア、テニス好き、地域のお手伝いをいろいろ、@tsuyoshikusaka

第8回 八子クラウド座談会in関西 「データ・ドリブンのクラウドビジネス」に参加

第8回 八子クラウド座談会in関西 「データ・ドリブンのクラウドビジネス」に参加させていただきました。

eventon.jp

togetterは以下。

togetter.com

 

以下、気付きや印象的だった点のメモ。


▼オープニングトーク 八子知礼さん

後半の討議のメモを含む八子さんの説明資料は以下。

www.slideshare.net

・新規参加は4割ぐらい

・50人集めるのでやってくれ、という依頼があれば地方ででも開催する


▼基調講演:データで稼ぐ時代の到来 八子知礼さん

・オンラインデータの増える量のすさまじさ
 60秒で数十万件、一方でemailはここ3年で25%減(2億→1.5億)

 

・グローバルのデータ総量から見ると日本のデータ割合は下がる傾向あり

・タイヤの回転数での課金モデル(ミシュラン)もある

-複数業界またいでデータカバレッジあげないといけない(ex.ヘルスケアなら医療だけでなく飲食なども)
-自分達だけでデータはまかなえない
-データが集まるところにデータは集まる(DataGravity)

情報銀行の法整備
 データをためるだけでなくプラットフォームを作ってどうデータ流通させるかすでに始まっている


パナソニックが目指すくらしアップデート業
 ~Vieureka:眼を起点とした IoT エッジコンピューティングが実現する世界~ 宮崎秋弘さん

tech.panasonic.com

・カメラではなくデータを売る
 POSデータとのかけ合せで見えてくることも

トヨタさんが車ではなく、というのと同じ考え方に、パナソニックさんも動き出す感じか?


▼シャープがAIoTで実現するスマートライフ 宇徳浩二さん

・シャープの家電はよくしゃべる、スマホヘルシオ・エアコン

cocoroplus.jp.sharp

ヘルシオ、食材を元に献立提案
 →どういう食材がどういう時間帯で多いか

・エアコン、操作履歴
 →都道府県別の稼働累積時間傾向

・やはりシャープさんはおもしろいことを考える社風なのかな?

※この方が後のグループ討議で同じグループとなった


▼いつものように当日資料作成な雰囲気がしてまいりました(仮) NTT西日本 太田敦士さん

・随所に笑いのあるプレゼン、NTTにこんな人がいるの?と意外な感じ

無人店舗での行動分析、社員寮のメンバーの属性分析の事例など

・n-cafeという社内相談所
 いろんなネタが社内にありそうなのでそこをうまく組み替え・組み合わせすることですごいものが出てきそうな気がする


▼センシングデータ流通市場(SDTM)実現に向けて大切なこと オムロン 李 相烈さん

・SDTM(センシングデータ流通市場)
 データ流通推進協議会での活動

data-trading.org

シンガポールの事例
 混雑時の料金変更、オフピーク時利用にインセンティブ→見に行ったが住民が混乱して破たんしていたと・・・電子マネーとかが主流になるとなんとかなるかも?

・流通用メタデータ=属性や売買契約条件に関するデータ
 めんどうだがデータ価値高まる

・お肉と同じく?データは安全性と嗜好性

・自社のUSBのセンサの紹介も

www.fa.omron.co.jp


▼データによるエネルギー革命 ウイングアーク1st 大畠幸男さん

・データは燃料、エネルギーは人の活動

・BIはデータなければただの箱

・データ取得は目的が重要

・来店継続率が高いのは1品50万購入と2品50万購入どちら?複販率の高い後者がいい

・EBPM、根拠に基づく政策立案
 品川区のオープンデータ分析

・魚の衛生管理

・農業データの見える化、若者がやってくれるように

・全員に挙手させるクイズをはさむのはいいかも

・データ分析ツールMotionBoardを活用しつつツール売りではないアピール


▼AI/ディープラーニングにおけるITインフラトレンド IDCフロンティア 岡田悠司さん

・インフラのお話だったため個人的には印象が薄かった(ごめんなさい)


▼Data is the new oil(商品データプールビジネス eBASE 窪田勝康さん

食材えびす

食材えびす

  • eBASE CO.,LTD
  • ユーティリティ
  • 無料

・バーコードを読むと情報表示できるアプリ、そのデータを持ってる

・流通業にツールを無償提供して商品データが集まるように
 10年かかったということだがすごい

・BtoBで14万社、業界の85%カバーは驚異的

・無償提供部分のまわりで有償サービスを提供

・商品データマスタとPOSデータをかけあわせると見えてくること

・データ提供のAPI接続で協業可能


▼パネルディスカッション データ中心にビジネスを再構築する時のポイントとは

※討議メモは上の方にリンクあり

・データ提供元への還元の考慮

・印刷業ではデータ大量にあったが自分のものではなく、メディアに課金してた
 そこからコンテンツを持つ方向にシフト

・聞いてみないとわからないこと
 こんぶのおにぎり毎日同じ時間に買う人、すごい好きなのではなくそれしか選べなかったと・・・

・まず目的、後から出てこない

・経験や勘が邪魔するケース、「ウソだ」と言われる、見せ方や見せる相手重要

・データの読み方
 まずデータを見てみないとわからない
 温度ためて、グラフにしてみて、なぜ?となったらそこからさらに

・ストーリー
 想像しながら分析していく
 温度計つき血圧計、朝は寒く高く出る、エアコンつけなさいと医師が指導できる

それぞれの企業扱うデータの特性に違いがあるので、それによる視点の違いを感じた
-センサ等で取得したもの(産業データ、医療データ)
-商品データ等の構造化されたもの
-オープンデータ
-インターネットデータ(GAFAおさえてる) ・・・
産業データ、医療データならまだ勝ち筋あるのでは?と


▼グループ討議&発表

■テーマ「データから始まるビジネスで目指す姿とはなにか?」
・どんなデータがビジネスになるんだろう
・どんな風に進めればよいのだろう
・データドリブンビジネスで何を目指すんだろう

※討議メモは上の方にあり、以下は自グループでのトピックなど

・IT部門はそういう発想になりにくい、事業部門から人入れるとか

・目的がわかないケースは走りながら考える
 まずは課題解決か
 進めていくにはエネルギー必要

・IT会社がヘルスケアやろうとしたケース
 大義名分がないと説明できない、社会貢献とかはいいかも

・データためて、可視化・診断・予測・意思決定
 →これだとBIでできる、その次を考えないといけない

■テーマ「データ・ドリブン経営を実現しようとした時の困りごとと解決策とは」
・データドリブンの経営とはなんだろう
・どんなところでつまづいたり困ったりするんだろう
・どんなふうに解決していけば良いだろう

※2つの視点、ビジネスそのものと経営どうするか

・データは事実ではなく一側面

・センサーデータはまだしも営業データは主観

・ある会社では課単位で日次で赤字になるかどうかわかるのでリカバリ
 ただ、利益伸ばす投資しづらい側面もあると

・別のある会社では期初にほぼ今期の数字が見える
 ツールと文化が必要、恐怖政治にならないように

・ツールとインセンティブ設計が大事、入力しないとペナルティ
 数字がおかしいと叱られるのではなくサポート
 入力することでメリット

・日本だとある人のためのデータ提供とかあって二重入力とかに・・・
 外資系だと1つのツールでまとめる、週ごとに少し項目変わったりするが、1つなのであまり問題なし

・0から1を産み出すのにNTTさんの n-cafe はよさそう

・SXSWでのパナソニックさんの出展は社内コンテストで上位のものを完成品でなくても出展、そこで協力できるパートナーを探されていた、今までではできなかったと感じる


▼LT つかってみてわかったスマートホーム 自宅研究家 重田 大助さん

・Slackで家内の様々ないろいろコントロール、状況流れる

・iftttでつないだり、Grafanaで可視化したり

・電力の動きでプレステをいつやってたかわかる

・かなり楽しそう


▼LT 八子クラ関西から4年、MOTEXのコミュニティ進化 エムオーテックス 中本 琢也さん

・syncpit、情シス業務自動化

www.syncpit.com


 問合せ対応のチャットボット
 「情シス業務自動化」というのはマーケティング的にうまい表現

・入口をチャットにしぼる
 MOTEX製品が入っているエージェントで端末特定

・八子クラきっかけで会場の場所貸しをするように
 実施したのは100イベント超、来場7000名超
 社内メンバのコミュニティも活性


懇親会に参加できなかったのだが、これは調整して参加しないともったいない

※ブログ公開後に作成された togetter や後から公開された資料のリンクを、後から追加しています

マイクロソフト エバンジェリスト 西脇資哲さんの講演を聞いて

先日、大学のOB会の総会で、マイクロソフトエバンジェリストをされている西脇資哲さんに講演してもらった。
プレゼンに関する本を出版されている方でもあり、期待高めで聴いて満足できるものだった。内容的に興味があるテーマ(詳しくは後述)だったことはもちろんのこと、話し方等についてもいろいろマネできそうな点があったので話されたことともにメモ。

プレゼンは「目線」で決まる(西脇資哲)


まず、入り方、総会の中の記念講演だったといことで、「貴重な会合の時間をいただいてお話の機会をいただき・・・」とお礼から。こちらから講演をお願いしたのに、そういう形で入られるのがいいなと。また他の大学関係の組織のケースと比較して「大学の集まりは高齢の方が多いが、今回は若い人が多い」とのコメントがあり、どういう属性の人が集まるかをあまり事前に確認されてなかったのかな?と思いつつ、柔軟に対応されているのかなと。


自己紹介と職歴・業績などの説明。
あまりマイクロソフトの色を出さずに技術的な話題をいくつか。

  • ドローン特化の投資ファンド立ち上げ(サッカー本田選手やコロプラ創業者も出資)
  • 堀江さん出資のドローンレースチームの参加
    レースは万里の頂上などの世界遺産が舞台、日本は規制が厳しいが清水寺とかでやったらいいのに・・・と言われていた通り、反対するのはカンタン、やってみる姿勢が大事、というのは同意。またレーサーで中3の子がいて、海外で転戦するのに、校長に直談判して、授業はネットで受ける、と話を通した、と。
    できない理由ではなく、できる方法を考える姿勢は大事。
  • ラジオ番組で乃木坂46と共演
  • 京大の山中教授のアドバイザ(ES細胞の論文はかなり読んだ、とのこと)
  • 立命館の小中高で情報や英語プレゼンの授業(短期ではなく3か月)

かなり多岐に渡る経験をされている。


そこから話が切り替わって、10年ごとの時価総額のトップ10の動きとともに、10年経てばガラっと変わっていることを説明。今はIT、10年前は石油・中国、20年前は通信・石油・金融。ちなみにマイクロソフトは25年ほどトップ10以内だとか。

個人情報はあまり心配しなくてもいい、なくなるかもと。
なくなるとは思ってないが、個人情報はもはや守ることはできないなものかとは思っている。

またGAFAは10年先に何をやりそうかわかるが中国はわからないので怖い、と。
iモードは技術的にすごかったが世界をまわすことができなかった、スマホはそれをやった、と。


IoT事例の紹介

  • バルセロナのガス灯会社
    ガス灯にセンサーつけて、20m間隔で環境気象データを取って、データを販売
    大学、気象、観光会社、自治体、建築会社、輸送会社など
  • ロンドンの地下鉄
    安定してる、十分に駅も路線もある
    どこも先進国はそうなる、新興国は違うが
    エスカレータの振動からAIで故障予測(他の機械が動いてない時間帯、故障前の振動パターンなどから)
  • 家畜の足にセンサーまく
    体温、心拍数、健康状態、位置、歩数
    効率よい繁殖のためにAIでペアリング(繁殖期前に歩数増えることを利用)
  • 個室トイレ
    トイレはセンサのかたまり
    日本だと、プライバシー大丈夫?どういうセンサいれる?という質問が来る
    ドアのヒンジに照度センサつければ安価
    韓国は世界で最も汚いトイレと言われてた
    小田急東京メトロのトイレの空き状況アプリ
    日本だとさらに質問、それで何がうれしい?と
    車イスや障がい者はトイレに並べない、空いてるところに行く
    またLGBTは多いとこ並びたくない、マイノリティが過ごしやすいように技術を活用


AIに関して

2045年シンギュラリティはもっと早くなる
人類と戦うことはない
画像認識/音声認識/文章読解/翻訳、それぞれ向上

人間がやってしまうこと(疲れる/さぼる/忘れる)、人工知能はしない
単純な通訳(変換)はいらなくなる
じゃあ英語勉強しなくていい?→N、自ら発信するため必要
メジャーリーガは付加価値を高められるような通訳を連れていく

  • マクドナルドの注文
    言葉理解だけでなく、オーダー理解もこなせるようになってきた
  • 文字が読める、手書きも
    JFKの事件の公文書の公開、30万ページある

    JFK Files

    人名から書類を抽出、さらにその人に近い人が誰か推定、そしてその人の名前が出てる文書を抽出
  • 写真から年齢や表情を推定
    正確ではないが間違いではない
    おおよその分類として使えるケースに
    何人店舗に並んでる?、男性?女性?、どのくらいいる?
    東京サマーランド、2.5万人、男女差、年齢わかる
     10代女性が多いとわかったら監視員を女性にするとか
     高齢層多いならメニュー変えるとか
    -講演で寝てる人も特定できる
     寝るのは話す側の責任ということで、教員評価に使われる・・・
    -病院で患者が立入禁止のところに行ったら(徘徊)モニタに警告表示
  • tikitok の顔認識技術はトップレベ
    メガネをつける技術、反射まで再現
    ネコの動画を見てるとそればかりすすめられる、それも好みのガラまで合わせて
    (ZEPETO も流行ってる)
    ただし、ネコの絵・ネコのクッション・本物のネコを区別できない
    人口知能は答えがないものが苦手といったところもある

※「SeeingAI」というアプリのデモをされていた、iOSアプリなので手元で動かせない・・・

japanese.engadget.com

 

最後は20世紀初頭のニューヨークで、馬車→自動車に変わったことと対比して、いまの仕事はなくなるが新たな仕事が生まれる、と。
これは自分自身も以前から思ってたことだが、仕事はなくなるのではなく変わるだけかと。確かに職業という意味ではなくなるものもあると思う。歴史を振り返れば、刀鍛冶だったり、電話交換手だったり、なくなってるものはいくらでもある。

 

発表で写しているプレゼンの中で線を引いていく見せ方もおもしろかった。
マネしてみようかと。

あと、講演の後の懇親会にも少し顔を出していただけたので、事前に facebook をチェックしておけばよかったなあと思ったと反省。

Google Home(Google Assistant)向けアプリを作ってみた

「テニスランキング」という Google HomeGoogle Assistant)向けアプリを作りました。

assistant.google.com

 

自分が聞きたい情報だったのと、Action on Google や Firebase を触るいい機会だったので。

男女のテニスの世界ランキング上位10名と錦織選手・大坂選手のランキングを教えてくれます。(注:最初のリリースでは男子と錦織選手のみで、後から女子とかを足したのですが、この記事を書いた時点では、まだうまくリリースできていないかも)

難点は、人名の読みがちょっとおかしいところで、Action on Google 内の Text to Speech がもう少し賢くならないかと期待。

 

さて、今回作成したアプリの内部構成は以下のような感じです。

 

f:id:tk_4dd:20181102100106p:plain

ポイントは以下。

  • Firebase から外部に http リクエストを送ろうとすると有償利用となるので、外部の Google Apps Script(GAS)から API 経由で書きこむようにした。GAS が得意だったということもあって、Firebase での実装部分を最小化できたことで手早く実現できた
  • 元データはスクレイピングでしか作れないかと思っていたが、API を探したら OpenDataSoft を見つけられた。おかげでかなり楽に実現できた。

 

今回はアプリをとりあえず1つリリースしてみることが主目的でしたので、アイコンは「いらすとや」さんの画像を利用、プライバシーポリシーもシンプルに情報取得なしとしました。

アプリは10/29の夜に審査に出したら、10/30の昼過ぎには Accept されました。

今後は、錦織選手や大坂選手の直近の出場大会の成績等がわかるようにできたらと思うのですが、取得しやすいデータソースを見つけられるかどうか次第。

20181020 Umeda Voice UI meetup に参加しました

Umeda Voice UI meetup に参加してきました。

connpass.com

ハッシュタグは #umedavui

#umedavui - Twitter Search

ちょうどいま Google Home 向けアプリを作っているので、参考になればと。

以下は印象的だった点などメモ。

VUIによるアクセシビリティ向上を考える 金谷拓哉さん(神戸デジタル・ラボ)

※先日のデブサミ関西で発表されていた内容を少し絞った内容。
 デブサミ関西のときのまとめは以下

20180928 Developers Summit 2018 KANSAI に参加して - TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

・視覚障がい者の課題
スマホは使える
バス降車の際にボタンの位置がわからない、届かない→スマホからの音声指示で降車ボタンを押せるように
ボタンを押す装置を1つつければいいので導入敷居低い、バス会社に実証実験の提案中
(どのバスからの指示かはどう区別している?同じWiFi内かどうか?質問のタイミングを逃した・・・)

・券売機のケース
水族館のコンサルの方のお話
券を売るの券売機と人どちらがいいか実は券売機を入れると余計に時間かかるらしい、わからない人のフォローが必要で混雑すると
人が話すのは究極のインタフェース、VUIで何かできるかも?(考えるのはまだ)
(人件費も考えつつ、慣れている人もいるような場所であれば併用がベストなのかも)

QA
・バス内にWiFi必要?
→Y、WiFiはすでに搭載されていることが多い、バスロケーションの仕組みとかで料金箱内にある
・ボタン押さずに直接通知しては?
→運転手さんは忙しいので今ある環境に乗せたかった
・知的障がい者向けに何かコンセプトあれば
→視覚障がい者の件も当事者と会ったことなかった、ニーズ指向でまずは話を聞くべきか
知的障がい者の場合は10人に3人がつくかまってほしいケース多い、スピーカーで相手できなくないが楽しさが・・・
・音声解釈はAWSでもできると思うがGoogleでしたのは?
→好きというのもある、組みやすさも
(具体的に役に立ってる事例があるのがすばらしい)

Voice UIとエンターテイメント コバヤシトールさん(VoiceAppLab)

京都、フリーランスUXデザインなどが専門で音声UXデザイナーとして
VoiceAppLab はクリエイターユニット
エンタメ系、生活習慣系アプリなどリリースされている

voiceapp-lab.com

代表的なアプリは「キャプテン九九」「はみがきくん」「ゾンビのまち」など

Google Homeのアプリ「キャプテン九九 」で出来ること&使い方|SmartHacks DataBank
(九九のアプリはうちの子どもに試させてみた、最後まで聞いてたのでまずまずよかったのかも)

娯楽、Entertain→もてなす
スマホとスマートスピーカ比較
場所:ポケット/リビング・寝室・車
使い方:メール・SNS・ゲーム/天気・時間・タイマー
だれ:持ち主/子ども・大人・シニア

・小中学生向け
音だけで格闘ゲーム
格闘ゲームの3要素、打撃・守る・投げる→ジャンケンに
「ボイスカンフー」
https://smarthacks.jp/db/7999/
1万ユーザ、平均20発話
田中さんtweet
ボイスカンフーはSSMLとAudio Playを駆使して作られていそうです
https://twitter.com/yoichiro/status/1053510330448470017
https://developers.google.com/actions/reference/ssml

・シニア向け
「記憶の旅」
https://smarthacks.jp/db/18230/
今の年齢を聞いて、何歳のときに行きたいか内容はwikipediaからひっぱってる
そもそもシニアの声をなかなか聞き取れないのが難点・・・

・大人向け
サウンド小説
LINE Clova + bot「ゾンビのまち」
Clova=電話に見立てて、地図をLINEにリアルタイム送付
強制的に5分待たせるとか、ちょっとずつ次の日も遊んでもらえる工夫も
(エンタメやゲームの UI は工夫のレベルが違う)

まとめ
・デバイスの特徴いかす
・年齢層・ターゲットにあわせて
サウンドの強み、見えないことの強み(音作るのはあまり手かからないそう)
(音声だけでも思った以上のところまでできることを感じさせられた)

Googleアシスタントがもたらす次世代インターネット 田中 洋一郎さん(GDE)

speakerdeck.com

speakerdeck.com

Google Develoer Expert(Assistant, web)
Google Home のことを調べていると田中さんのブログに行きつくことが多い)

Assistant developer community japan にぜひ参加してと

groups.google.com

Assistant登場から27か月、5億台(Androidスマホ含む)
Google Home Hubはアメリカではまもなく、日本まだ
Nissan車にも
スマートウォッチで手首にGoogle Home
なぜいろんなデバイスに入れるか
1日の行動をカバー、場所によって適したデバイス違う、視覚情報がほしいこともある

コロンビア事例6000913、電話でAssistantと話できる、myline、ネットなくてもassistant使える
(これはデブサミでも聞いたがすばらしい)

アクションは会話型/スマートスピーカ向けの2種
Dialogflowはテキスト文から温度などをき出すCodeLabあり
お金もうけを考えると、ユーザ認証・決済
認証はnew signinだけ、決済はややこしい
今後はアプリを選択してから使うではなく検索されたものからアプリ選択(App Action)にいかにその候補にのせられるかが勝負
AMPで書いておくとActionにしやすいらしい

Google Home Hubにはカメラがついてないリビングに置くもの、
ずっと映すのはどうか、となくしたとのこと
スマートホームのセンターコンソールを想定、いま寝室の温度がどうとか

以下、VUI全般のお話

デザインチェックリストあり

デザイン チェックリスト  |  Actions on Google  |  Google Developers

コールセンターみたいにユーザに"1"と言わせたら負け
審査前に確認してもらうためのもの
(これが一番印象的)
Conversation design(英語)もかなりいいhttps://developers.google.com/actions/design/
https://robotstart.info/2018/05/03/google-conversation-design.html
Alexa のも
https://developer.amazon.com/ja/designing-for-voice/
まず脚本(app/userのセリフ)を作ることが大事
冗長でもいろんなケースを考える、いなくなることも
会話として、スピーカーの向こうに人がいると思えるか
長すぎると切られる、短いとわからない
脚本のテストは Google Home 役を人にやってもらうのがいい
(いきなり Intent の設計をしてしまうが、それでは確かにだめ。ただ、そう考えると Google Sheets から Dialogflow の設定が落とせたらいいなあとか考える・・・)

学習向けVUIコンテンツ 矢野浩二朗(大阪工業大学

生物系の教員、VR教育コンテンツ研究開発、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)つけて移動

「SlidesGo」
講義の内容をアバタがしゃべる
録るのもHMDかけて広いところでしゃべる感じにする方がいい

ハリウッドで360カメラで撮った画像をVR
Unityちゃんがしゃべるが会話一方的しかできず・・・

・英語学習用VRの課題
ユーザが主導権持てない?VR外でも練習できない?
AIキャラクタとVRではHMD、Realではスマートスピーカーでやりとり?

スマートスピーカーで語学学習できるもの
聞くだけ、オウム返し、一問一答
多言語認識・切替は難しい
会話型では My Berlitz Coach はよくできてる

「SpeakDiary」(www.SpeakDiary.fun)
Google Home 英語版アプリで登録サイトあり、プレイヤ側から話す、日本語はmp3でGCPあげてSSMLから
規定さえ満たしてたらアプリ審査あっさり通った
(技術系の人でなくてもここまでできるのがすごい)

スマートスピーカースキル開発について 高馬宏典さん(アイエンター)

カーリング日本代表の社員もいる、カーリング支援ツール開発やドラマのECサイトのアプリ監修

セッションとしては、スキル開発の基本的な話が多かった
日本語認識性能 Home>Alexa>Clova
ディスプレイつきスマートスピーカも各社から、Google以外はカメラつき
APL(Alexa Presentation Language)
スキル数はAlexa1200、Google550ぐらいインストールの概念がない

・開発環境
Google はわかるので割愛
Amazon Developer, Alexa Skills Kit, Lambda
LINE Developer, Clova Extension Kit

審査は2-3日、それぞれオリジナルTシャツもらえるキャンペーンあり

・構成
Google Intent,Entity,Fulfillment
Alexa Intent,Slot,Endpoint
Clova Intent,Slot,Extension

アプリ終わらせる言いまわし、たくさん入れておく

NodeRED と Dialogflowでライブコーディング
NodeREDではhttpリクエスト受けてjson返すだけ
(Questetra BPM Suite のメッセージ開始イベントで以前に試したことがあるが、それと同じか、何でjsonを返すかが違うだけ)

 

全体の中では、田中さんの言われていた 「コールセンターみたいに"1"とか言わせたら負け」というのが一番印象に残った。短いやり取りのアプリ想定だが脚本を書いてみようと思う。

20180928 Developers Summit 2018 KANSAI に参加して

Developers Summit 2018 KANSAI に参加した。デブサミは初めての参加。
いろいろ今後に活かせそうな情報が得られた。

event.shoeisha.jp

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ハッシュタグは #devsumi

twitter.com

また、会場ごとのは #devsumiA #devsumiB #devsumiC

少し規模の大き目の勉強会という感じ、展示ブースも6-7ほどあり。
一番大きいA会場で130名ぐらい、事前エントリーは700名弱とのこと。
奥の休憩ラウンジは6人がけ×6テーブル。
出版社が主催で、スポンサーもついているので、お茶やお水は配布あり。昼食もあり。
各会場の前の方にテーブル席があり、右手は関係者席だったが、左手は誰でもOK。そこが見やすくて、また遅れて入った場合でも結構あいててよかった。はじめはなんとなく座りにくかったが、途中から気にしないことにした。

以下は各セッションで印象的だった点などメモ。


▼【A-1】 「モノタロウAIストア」のひみつ。

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1800/

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以前に参加させていただいたモノタロウさんの TechTalk で開発部分は聞いていた部分があったが、今回はその手前の UX デザインの話が聞けてとてもよかった
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なぜ無人店舗なのか?

そもそも顧客の期待→品揃え、価格、納期
特に納期
現場で旧に足りないことが判明した部材を補うとか

UXタイムライン

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そのUXを受ける側の人が同一でない可能性
悪い経験が組織内で共有する可能性の考慮まで

さらに改善するために
倉庫の生産性アップ・倉庫の数増やす・時間指定などのサービスレベル向上→重たい
近くに在庫がある状況に・小さい倉庫ならまだ増やしやすい・そもそも運ばないように→小さな実店舗
ただ、ホームセンターと戦うつもりはない、Webとの連携・なるべく人を介さない

UXデザイン視点
物理店舗とWebの違い
ケガをする可能性、万引き・悪意なく支払ミス→安心安全でストレスないことが重要

後半は開発の話
リソースの制約と納期の制約から
スマホアプリは作らない、既存システムの活用(店舗を倉庫に見立てることでうまく流用)

半年運用してまだまだ課題あり
玄関で滞留(スマホアプリインスト、会員登録)、決済手段追加、営業時間短いなど
スマホ操作してリアルのバスケットに商品入れ忘れも結構ある
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▼【B-2】 B2Bクラウドサービスをゼロから立ち上げて、利用社数が1000社を超えるまでの道のり

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1808/

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うちと同じクラウドサービスベンダの話ということで、興味深かった
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3人で創業
問合せ管理のクラウドサービス Re:lation
機能追加しつつ機械学習の研究やUI刷新も

機械学習は、過去メールと利用テンプレートから新問合せ受信時にテンプレートを推薦するところで活用

Minimum Viable Product 最小限リリースしてフィードバックもらう
ただ機能少なすぎると印象が悪い、多すぎると時間かかる
要望をどこまで受け入れるか、ポリシーに反しないか・複数顧客望むか・3人で議論

ついつい機能追加に時間をあててしまうので、パフォーマンスチューニングしかしない期間を設定
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▼【A-3】 今日から始める機械学習はてなの事例~

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1802/

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機械学習について、軽いものならすぐにでもできそう思えた。早速やってみようと思う
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機械学習の分類
教師あり学習:テキスト分類、物体認識、機械翻訳
教師なし学習クラスタリング、異常検知
強化学習:AlphaGo、自動運転

適用サイクル
Model, Annotate, Train, Test, Evaluate, Revise
ゴール設定、ラベリング、学習、評価データで予測、性能評価、方針いいか検討
https://www.researchgate.net/figure/The-MATTER-Development-Life-Cycle_fig2_262396657

利用例1 自社サービス Mackerel に関する tweet をひろう
正規表現だとはずせない食事関連などを除外(サービス名が魚の名称ということもあり)
学習は数百件、数分で
線形分類器(重み足し算)

利用例2 Mackerel の異常検知
教師ない学習、ガウス分布
発生確率の低い事象を異常とみなす、時間帯や休日考慮して複数考慮
ただ特徴量入れすぎると誤検知増える
難しいケースはあきらめる

機械学習の教材
・kaggle 公開データあり、社外の人とディスカッションできる、参考にできるケースあり
・kaggler-ja slack
・Machine Learning meetup kansai
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▼【C-4】 GCPを始めてみよう -Webアプリケーションの作り方

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1817/

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広く浅い話でちょっと期待とは違った、言い換えると自分がターゲットではなかったか
また他は技術勉強会的な発表だったが、これだけはセミナーの営業プレゼン的な感じだったのも個人的には残念
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webフロントエンド→functions, GAE, kubernetes, GCE
バックエンドdb→インメモリ、NoSQL、リレーショナル

FaaS 認証を分けたい場合に、1プロジェクトで複数リージョン可
Firestore リアルタイム
Spanner グローバル整合性
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▼【A-5】 VUIで未来をはじめる

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1804/

f:id:tk_4dd:20180928235040j:plain

speakerdeck.com

VUI は自分もいろいろ取り組んでいるのと、Google Apps Script の活用の話もあり、自分の関心とドンピシャ。講演後に質問にいって、いろいろ教えていただけた
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Google Home でカンタンなクイズアプリ(後で聞いたら Actions on Google のテンプレート活用とのこと)

Fulfillment は GAS 経由で Google Sheets や slack に投げる(後で聞いたら、やはり応答のセリフは今 GAS では返せないとのこと)

スマートスピーカーだけで就活ブース出してみたが、人が来てくれない・・・

視覚障がい者の課題
・複数路線くるとこでどれかわからない
・待ってること気づいてもらえない
・降車ボタンわからない
スマホで音声経由でボタン押す

まとめ
・ユーザの興味関心の収集にはいい、マネタイズは難しいか
・日常のちょっとした手間の解決、子ども抱きながら指示とか
視覚障害アクセシビリティ

スマートスピーカーだけでなくいろいろなデバイス(スマートグラス、イヤホンなど)で使える

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▼【A-6】 ゲーミフィケーションエバンジェリストが説く、アプリ開発で見落としがちな「おもてなし」とは~面白さを伝える × 面白く魅せる~

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1805/

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ゲーミフィケーションの話は以前に聞いたことがあったが、あらためて自社サービスに活かせる部分があると感じた
またプレゼンとして、つかみも途中の関心のひき方(スマホを使ったリアルタイムアンケート menti.com)もかなりよかったのと資料もわかりやすかった
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まず画像3つ見せて、頭の中で勝手にルール作ってませんか?と

おもてなし ゲームはなくてもいいのでどう手にとってもらえるか
ゲーミフィケーション 課題・報酬・交流
10要素

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中でも2大要素は平均ユーザレベルとファーストキャッチ

・平均ユーザレベル
ハンバーガーアイコンが通じるかどうか、ユーザをどう設定するかによる
会話の中で「ユーザ」と言わず(対象がおばあさんなら)「おばあさん」とか「○○さん」と言うとよい

・ファーストキャッチ
つかみのこと、160秒以内
はじめは知識も愛着もゼロ、ダブルゼロ
基本的な使い方と魅了を伝えて使い続ける選択をさせる

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体験+ここで終わったらもったいないと思わせる、ポイント渡すとか

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▼【A-7】 未来のために技術力を使おう―子ども向けプログラミング道場「CoderDojo」の急成長の理由

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20180928/session/1806/

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CoderDojo には一度子どもと参加させていただいたこともあり、また活動としても関心があったので、かなり興味深かった
毎月継続的に活動されている Dojo はすごいと思う。
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201212から西宮で開始、以前は申込みがゼロ件のときも・・・

参加無料で、メンターはボランティア
会場費や経費は寄付か募金

子どもが作りたいものをサポート

企業支援等を受ける窓口として一般社団法人を3人で作った
法人は各 Dojo の上にいるのではなくそれらとは並列でフラット

2011年にアイルランドで始まって95か国・1860 Dojos、国内は40都道府県・150 ActiveDojos、近畿は33 Dojos

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日本は世界で5番目に多い、急速に増えてる

守るべきルールはシンプル、申込みも Web から、その後英語メールでやりとり
立ち上げ方のページもあり https://coderdojo.jp/kata

会場費も取らない、これはとても重要なポリシー
有料の教室との差別化点であり共感してファン(支援者)が増える

scratch だけでなく、mit app inventor(Androidアプリ作れる)や micro:bit(電子部品)等も

scratch は書籍たくさんあるのでネタには困らない

Dojo ごとの特色もあり
電子工作するところや、ワークショップがあるところや、scratch ではなく言語だけのところ

大人もいろいろ学べる、刺激をもらえる
これをきっかけに転職した人やグローバルなつながりができたり
いろいろなIT勉強会のような宗教(ベンダや言語の偏り)がないのもいい
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20180924 DevFest Kyoto 2018 に参加

先日 GDG 主催の DevFest Kyoto 2018 にスタッフとして参加させていただきました。

gdgkyoto.connpass.com

 

togetterは以下。

togetter.com


Google 関連というゆるい縛りなのでテーマが多岐に渡る。20分ずつなので、広く浅くという感じ。

以下メモ。

Tensor Processing Units (TPU) マーティン ゴルナーさん (Google)

学習をさせる際に TPU が GPU より優れていることはよくわかった
※英語でのプレゼンだったので細かいところはわからず・・・


▼ What’s BigQuery and BQML! BigQuery全体な感じとBQMLについて 中村悟さん (Google Developer Expert)

クエリをたたかなければ課金されないので BigQuery をストレージがわりにする例もあるのだとか
コストを抑えるにはクエリがかかる範囲を抑えるような考慮が必要


Lisp-Koans で学ぶ Common Lisp 油谷知岐さん (関西Lispユーザ会)

www.slideshare.net

Lisp について名前ぐらいは知っていたが、詳細は知らなかった
ルンバのプログラムに使われているのとかは驚いた
Koan という学習の仕組みについても初めて知った。意外なところで禅の用語が使われている


Google Home ぼちぼち一年 - やってみたこと、わかってきたこと - 山本純さん (KyotoGAS)

docs.google.com

今回は GAS に全くからまないが、うちのコミュニティからの発表
一番笑いがとれた発表だったと思う。内容的にもわかりやすかった


▼ Flutter と Firebase でサービスを作ろう Firestore を使った Slack みたいなチャットサービスの作成 兼高理恵さん (WTM京都 兼 GDG京都 )

let_is_create_service_by_flutter_and_firebase.pdf - Google ドライブ

Flutter だとスマホアプリを作るのが楽っぽい
ただ Firebase と連携させるのにはいろいろ設定が必要だった模様


▼ AndroidThings の user space driver について 久保田拓也さん (GDG京都)

docs.google.com

mui のメインボードを AndroidThings に変えるという話
問題があって User space driver を使わずに対応することになったと
AndroidThings 向けボードはまだ初期段階なのでいろいろ苦労がある模様


▼ Next SF と Next Tokyo で登壇したマシンラーニングの話(予定) Minori MATSUDAさん(GCPUG京都)

見た目におもしろいデモがいくつか
通販の商品画像を教師なし学習で次元減らしていくと個々が寄っていってグルーピングされる
Word2Vec で近い言語を導き出して、テイストを理解したリコメンデーション
「カワイイ」を学習させて数値化して逆に作り出す(「カワイイ」は主観的だと思うがどう定義してどう使うのか、難しそう)
どのように実用面で活用されているのかをあらためて詳しく伺いたい

CoderDojo 長岡京に参加させていただいて

先日「CoderDojo長岡京 -小中学生のためのプログラミング道場- 42回目」に参加させていただいた。

coderdojo-nagaokakyo.doorkeeper.jp

小学生の子どもが2人いて、どちらも Scratch を少し触らせたことがあって、興味がありそうだったのと、どんな風に実施されているのかを見てみたい、ということもあり。

 

勉強会のタイムテーブル
・初めに自己紹介と(決まっていれば)今日作る予定のものを発表。
・そこからは各自でプログラミング。途中休憩をはさみつつ、1.5時間ほどしたら発表タイム。
・希望者のみ発表を行う。今回は20名中5-6名が発表。
・発表の後は30分ほどは希望すれば続きができる。

 

ルールはシンプル
・ともだちのプログラミングのじゃまをしない
・ともだちのはっぴょうはしずかにきく

 

プログラミングするものとしては
Scratch が多く、8x9craft(マインクラフト)が4-5名、中には Unity や Python を使う子どももいた。

 

初めての子は手厚くフォローいただき、常連の子は質問したときにフォローする感じ。
聞いたところによると、参加者は常連が多く、新しい子が1-2割程度。中学生になると来なくなるケースが多いのだとか。クラブ活動とかで忙しくなるから?確かに参加していた子の中に中学生はいなかったような気がする。

 

上の子は本に沿って Scratch でかわいらしいピアノを作成。マンツーマンで教えていただいた。下の子はグズってしまって自分ではやらず、途中までは上の子のを見ていたが、結局は途中離脱・・・

終わった後、上の子はすごい疲れたが続きをやりたい、ということで使ってはった本を購入。また下の子はプログラミング自体は興味があるようで、家に帰ってから Scratch を触っていた・・・でもあういう場はやはり大事で、場があるからこそ集中してできてたように思う。

 

何はともあれ、良いきっかけを与えていただいたので、それぞれ少しずつ触らせていこうかと。またタイミングあえば、再度参加もさせていただきたいと思う。

 

あと、自分でも教える側ができたりするものだろうかと、運営する側も意識して見ていたが、20人ぐらいの子どもに対して、7-8名の大人がフォロー。
毎月開催されているということで、なかなか大変ではないかと思った。