以下のイベントに参加。
うまくいってる話だけではなく、生々しい苦悩の話などもあり、有意義だった。
参加者はスタッフ・発表者を含めて10名強だったかと。今回もKYOSOさんでの開催。ありがとうございました。
以下気になった点などメモ。
-
オープニング:小島さん
予習題材は以下のマンガでの説明記事。
マンガフレームワークはすごい、1hぐらいの話が10分ぐらいで読める。 webtan.impress.co.jp
#CMC_Meetup
ハッシュタグにアンダーバーをいれない方がよかった、入力しづらかった→自分がやるときには留意すべき
ハッシュタグつきで tweet して、との押しが強い。でもこうやって毎回言うことで意識付けされるのが重要。アウトプットファーストも同様。ということでこのブログも書いています。
-
キャラクターマーケティングがわりとうまくいった話:KYOSO 辻さん
内容的には既に知っている部分が大半だったが、さすがうまくまとめられていた。真面目な話もおもしろおかしく伝えることは重要。
「IoT.kyoto」のサービスを2016年から始めたが、地味なのでこれでは流行らないとゆるキャラを使うことに。ふざけながら楽しみながら、コミュニティを盛り上げ、人とのつながりからビジネスが広がったと。
共感してもらうにはストーリーが重要、だと。
QA
ネガティブな反応→あまりなし
会社は問題ない?→グッズには社名を入れなかった
はじめにゴールイメージのスライドがあって、どういう結果を求めているかわかりやすく感じた。女性コミュニティに限らない知見も多かったと思う。
息切れしそうなときはJAWSUG大阪と共催。
運営側が楽しいかどうかを大切にしている。
ハンズオンのときは最初にゴールイメージをつける、女性ならではの工夫といった文脈だったが男性向けにもよさげ。
おしゃべり多い。自己紹介とおやつと休憩。
居心地・リラックス、セミナー型では基本やらない。
リピータ率高い。
募集ページにはキャピキャピ派手に書いてもらっている。
やらされ感なし、楽しい。というのがすばらしい。
-
Drupal のコミュニティの拡大と現状について:ANNAI 太田垣さん
2009年からやってて、もうやめたいと思うこともある、と。OSSのコミュニティならではの苦労についても赤裸々に語られた。
3階層で、自分達がどこに位置すると考えるべきか。
他ベンダはクローズドで情報出さないし、「ボランティア大変だよね、うちはビジネスだから」と揶揄されたり、ひどい時はコミュニティの資料を丸パクりされてコミュニティ名も消されたり・・・それを攻撃するのではなく、いいことで埋めるしかない、と。
→この点には強く共感した。応援したいと感じる。
また Drupal についてあまり詳しくわかっていなかったが、よく理解できた。
-
似て非なる活動、コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの違いについて:小島さん
なぜコミュニティマーケティングか
・B2Bでも口コミ
・人口減少で国内マーケットは小さくなる
・既存のマスマーケティングの限界も
既存のマスマーケティングは、リーチ増のためにはコスト増(ピン倒すためのボウリングボールたくさん必要)。つまりリーチのテクノロジー、ピンを倒せるかどうかわからない
パートナー会やユーザ会ではない。それらは外に情報が出ない、入れない、クローズドなもの
・オフラインファースト→オンラインだとかなり難しい、まとまらない
・コンテキストファースト→場を作ってあるから
・アウトプットファースト→インプットがある、人が来る
期待値コントロールが重要、すぐには売上あがらない、スケールもしない
◆落とし穴:既存維持の重力、引継ぎ時に陥りやすい
コミュニティマーケティング(広げる)/コミュニティマネジメント(維持管理)
このどちらにパワー使うか
・ロールモデル:アウトプット、説明できる
・フォロワー:自分もやってみよう
・ワナビーズ:勉強会にたくさん来る、広がるためには必要だがはじめは少ない方が
1stピンは再選定していい、1人だと大変、切替できない、3人以上がいい
オフライン・オンライン・オフライン・オンラインのサイクル
◆参加者急増の誘惑
火を絶やさないように、キャンプでの火起こしと同じ
・1 まずリーダとフォロワーだけで、クローズドで
・2 ワナビーズ投入押さえる
・3 炎が大きくなってからワナビーズOKに
たまたま最近以下の記事を読んだが、ここでいうサードプレイスとワナビーズは近い感じか。
個人的には、技術コミュニティ以外にも自分の住む地域コミュニティにもそこそこ参加していて、モチベーションや制約は違うが、そのコミュニティの盛り上がりとかに通じる部分を感じた。