TsuyoshiKusakaの日々思うこと その2

(株)クエステトラに所属、ITエンジニア、テニス好き、地域のお手伝いをいろいろ、@tsuyoshikusaka

区民運動会でいろいろ思ったこと

ここ何年か区民運動会のリレーで本気で走っている。

うちのチームが数年続けて勝てているので、毎年のことなのだが、走る前にはなかなか普段には感じられない独特の緊張感がある。それだけに終わった後は心地がいい。

出場メンバーの条件は以下のような感じ。

 ・女性29歳以下、30歳以上2名
 ・男性40歳以上、30歳代、29歳以下
 ※該当年齢の人がいない場合は上の年齢なら可

うちのチームはメンバーがほぼ変わってない(ただ年を重ねるのみで今はほとんど40歳超…)。一方で他チームはグッと若返りしてたりするので、条件は少しずつ厳しくなっている。まあうちのメンバー間の信頼感は年々強くなってるとも思う。

結果的に今年も勝つことができたのでよかった。他チームが例年よりもパワーアップしていたが、なんとか逃げ切れた。が、あと何年この形でやれるだろうか。

年齢枠より上はOKということで、29歳以下の枠で40代の自分が出ている。が、懇親を深めるというイベント本来の目的を考えると、自分自身は十分に目的を達せられているので、他の人に譲るべきであり、今の状態を続けることに抵抗を感じてもいる。

#区民運動会の本部スタッフもやっていることもあってか、ありがたいことに他の町内の方にも声かけていただいたりもする。そういったことを他の方にも広げないといけない

 

遡って、初めてリレーで走らせてもらったのは6年前(当時は30代)。

別にもともと足が速いわけではない(学生の頃は下から数えた方が早いぐらい)のに、たまたまその年に体育振興委員をやっていたということでいつの間にかメンバー、それもまさかのアンカー(リレーのアンカーなんて産まれて初めて…)に入っていた。

子供もまだ小さかったため、今の地域の区民運動会自体に初めての参加で、ノリもわからなかった。

リレーの直前にチームのメンバーに、この人はちゃんと走れるのか?という不信感を持たれたりもして、正直その真剣さにビビった(今はその方ともとても仲良くなってる)。結果的には大差をあけてバトンをもらったこともあって、勝つことができた。ゴールテープを切る経験など、それまでになかったので、とても気持ちいい経験をさせてもらえた。また運動会後の打ち上げでは、それまで話をしたことなかった方にいろいろ声をかけていただいた。正直とてもうれしかった。

そこから、一部メンバーが変わって負ける年があったり、希望者が多くて自分は出ない年があったり、若い子がアンカーをしてくれて途中の部分を担当したり…いろいろあって、ここ数年はアンカーをさせていただいて、気持ちよくテープを切らせてもらえている。

#6年前のことがきっかけで体育振興委員の本部役員に声をかけられ、PTAの役員にも声をかけられ、現在いろいろやってる。時間が取られる部分はあるが、それに見合う地域の方との関係性構築はできていると思っている。

 

今から考えると、そういう意図はなかったにしても、自分からは決して手をあげることはなかったであろうリレーの、それもアンカーに入れてもらったことに、とても感謝している。

あとはそれをどううまく次の人に引き継ぐか。過去に走ってくれた若手の方が何名かいる。少なくともアンカーは他の人にお願いして、さらにはメンバーが足りない場合のリザーブにまわることを考えるタイミングなのかと思う。

そうやって自分と似た経験をして、その恩返しを考えてくれる仲間を増やしていかないと、体育振興委員のメンバの高齢化も解決できないとも思う。