関西IT勉強宴会に久しぶりに参加させていただきました。
以前にこの勉強会でうちの「Questetra BPM Suite」を取り上げていただいた時に参加させていただいたのがきっかけで、その後も参加したことがあったのですが、しばらく都合があわずに今回は1年以上ぶりの参加でした。
今回のテーマは「連結会計」。会計まわりのシステムはあまり経験がないので、多くのことを学ぶことができました。
いくつか気になったポイントをメモ。
・親子会社間の取引による「会社間消去」は知っていたが、子会社からの外部販売がまだの場合の利益の「未実現」は初耳
・「少数株主持分」は子会社に一定割合出資されてるケースの考慮で、ややこしめ
・会計は「法律」ではない、会計士が妥当な判断かどうかを判断する
・「法人税申告」、「法人決算報告」、「投資家向け決算報告」では基準が異なる。IFRSは投資家向けの部分のみ
・法人税申告と法人決算報告が深く関連するので、税法によって決算がゆがむと言われることも
・会計帳簿を積み上げても会計報告にはならない。連結会計報告をするには調整が必要
・報告基準をどうするか、報告スパンをどうするか、責任範囲をどうするかによって会計のやり方は変わるので、経営的視点があると会計システムはよりおもしろくなる
・アメリカと日本では経営の思想が異なるため、システム化の発展方向も異なる(アメリカはトップダウン→連結資料作成が強い、日本はボトムアップ→連結データ収集が強い)
また都合があえば参加させていただきたいと思います。